先日のわらべうた講座で、久しぶりに「じーかいてポン」を紹介したところ、初めて来たママが、簡単で覚えやすい☆ 子育てにすぐつかえる!
と目を輝かせて感想を伝えてくれました。そーなんですよね。よく気付いてくださいました!私もわらべうたを勉強し始めたときに、この「じーかいてポン」に感動し興奮しました。たったこれだけのフレーズなのにこの短い触れ合いだけで心を通わせることができるし、多用途につかえてホントすごいんです。 これからもどんどん感想をお知らせくださいね~。
♫ じーかいて ポン ♫
響きも可愛いし、小粒ですが威力を発揮するわらべうたです。
保育経験で申し上げてもコミュニケーションやスキンシップの方法としてすごいし、認知症のお年寄りとの関わりとしてもとても良いわらべうたなんです。 現在、私は認知症病棟の看護助手として勤務しています。日々勉強の毎日です。人間は産まれたときも周囲の人の手を借りて育ててもらわなければ、生きることができませんが、年老いても周囲の人の手を借りないと天寿をまっとうできません。その時に必要なのは、どちらの場合も技術です。子育ての技術、医療の技術、介護の技術です。その技術が身に付いていればいるほどスムーズにできますが、技術プラス一番大事なのは人を人として尊ぶ基本的な心です。その心が土台に無ければ子育ても介護も方向がズレてしまいますね。なかなか深いです。
タッチしたりつついたりして、私たちはコミュニケーションをとることがありますが、○や×を書いてチョンとする「じーかいてポン」は、思春期のお子さんにも使えますね。パパとママのコミュニケーションにも使えるし、究極は倦怠期を迎えた夫婦にも使えます(笑)。
人は悩んで大きくなります。誰もが背中に悩みを醸しだしているものです。どうぞ、そっと「じーかいてポン」とスキンシップをとってあげてください。
2011年9月24日 はらやま