わらべうたで育った子は、将来ヒップホップをやるようになるという報告は、まだ聞いたことはないんですがー。
わらべうたは繰り返しの言葉や、韻を踏むおもしろさがあるため、ヒップホップに興味がでる確率が高いのではと思っています。
ちょっと前に流行っていた、かのえいこうさんの『らーめん つけめん ぼくいけめん』は、わらべうたの『どっちん かっちん かじやのこ』とか、『たまげた こまげた ひよりげた』によく似ています。
忍者歩きの『ぬきあし さしあし しのびあし』も、似ていますね。 韻を踏むことばが入った歌や語りかけは、覚えやすく親しみやすく、リズムが楽しいので体を動かしやすいということで、いつのまにか愉快な気持ちになってきます。
・中国のハエ 超はえー
・新年会の場所 しんねーんかい?
・ロシアの 殺しや 恐ろしあ
・このトナカイ 大人かい?
・ねこが キャットないたとサ
・校長先生 絶好チョー
・弁当早く 食べんとー
・ウツボが入った 思うつぼ
・こんなに ダジャレが趣味で シュミマセーン
これは、小学生におしえてもらった、ダジャレですが、TVでやっていたのかな? 次から次へと気持ちよく出てくるので、リズムをつけてHIPHOP調にやってみてっ!っていったら、本当にヒップホップみたいなので、可笑しくて可笑しくて、しばらく笑いがとまりませんでした。
オリエンタルラジオの藤森君は、私と故郷が同じなんです!武勇伝デンデンデンはよくできていました~。
カッコよかったし、韻を踏む言葉が好きな人は、気に入ったのではないでしょうか~?
少し話はそれますが、地元では「藤森」のイントネーションが違います。東京に行くとフ・ジ・モ・リってジにアクセントが付きますがなぜか?、地元では平らに言うんですよね。「武井」とかも東京とイントネーション違います。武井咲ちゃんみたいに平らに言わないで、タ・ケ・イ⤵って下がるイントネーションです。不思議です。
日本語は、異口同音の言葉や似た発音の言葉が多数あるので、英語よりも韻を踏むおもしろさがあるみたいなんですが、韻を踏むことでリズムのおもしろさが増し、より印象的に言葉を聞かせることができるのですから、わらべうたは本当によくできています♪
やってあげているママも愉快な気持ちになってくるんですから。
それを考えた日本人恐るべし~!! ですね♪
リズムは本能に記憶され、最後(死)まで残るといわれています。子どものころに韻を踏むわらべうたで、タップリと言葉遊びをしながら遊んだ子どもは、将来ヒップホップが好きになる・・・という説。
きっと将来どなたかの研究により、明らかにされるに違いありません♪
2011年11月6日 はらやま