NO.57 ♨うるおい館で自己肯定感について考えてみた

受付を抜けるとそこには、川柳がありました(・。・)

 

美人の湯 入ってるけど ブスはブス

 

 

 

 

つい笑ってしまいました~私のことですね。

 

 

 

 

やっぱり、残念ですが、世の中、変えることができるものとできないものがあるってことなんです。 

新年のメッセージとして、しかと受け取りました(笑)

 

 

 

それはそれとして、今は、見た目社会だというけれど・・・本当にそんなことでいいのかなと思います。

 

 

 

たとえば泉ピン子さん村田雄浩さんのデパートで起こる事件のドラマなんか大好きでした。雰囲気がよく安心して見ることができました。見た目というとどうかな?と思うお二人のやり取りをみていると、ほのぼのしてきます。視聴者に幸せを感じさせるのです。なぜか? 言葉だったり、しぐさだったり、表情だったり、人を引きつける大切なものが、やっぱりあるんですよ。根底に愛があるんですよね。

 

 

 

そこで、見た目社会に振り回されず、元気よく人生を歩んでいける人の育成ですが・・・やっぱり乳幼児期からの家族の愛情が大事なんだと思います。

「あなたは、そのままで充分価値があるよ。世界で一番可愛いよ。他人が何と言おうと、あなたは私にとって最高の宝物!生まれてきてくれてありがとう。」という愛情をたくさん与え、心の成長にかかせない土台としての自己肯定感をつくってあげてないと、見た目社会の酷評を知らん顔して突っ走ることは難しくなると思うのです。

 

 

そういった可愛がり方をされていると、めげることなく一生、元気よく生きていけるってことあると思うんですよ。溺愛するとか、過保護に可愛がるとか、もちろんそういったことではありません。

 

 

昔は、祖父母がその役目を請け負っていました。実は私もそのパターンです。おばあちゃんが、毎日可愛い可愛いって育てたので勘違いのまま思春期まで突入し、いよいよ思春期で現実にぶつかりますがそのまま振り切ってオバサンに突入(笑)。

 

 

そんな目的においてもわらべうた遊びは利用価値があります。なぜなら、わらべうたはそうした愛情を伝えるスキンシップの遊びでもあるからです。一生を元気に生き抜くために、おんぶ、抱っこ、くすぐり、指あそび、顔あそび、などを歌に合わせてやってあげることで、あやしかけ、語りかけ、笑いかけも同時にできて、愛情をたっぷり伝えることになり、親子の信頼関係ができて、自己肯定感が育まれるというわけです。 わらべうたのなかに抱っこしてギューがセットされているんですから、それ一つとっても、育ちに良いことがわかります。2歳までに育てなければいけない親子の愛着が形成されるわけです。(10歳くらいまで頻度を変えて情緒体験不足に使うこともできますし・・・)

そんなに、可愛がれば勘違いしませんか? と心配する方もいると思いますが、思い込みの激しい人間ほど成功する(幸せになれる)と私は考えています。

 

 

 

まとめます。

一生を元気に生き抜いていってもらうために、我が子にやっておかなければいけないことは、「自分はこれでいいんだ!自分は大切な人間」という自己肯定感を育てること。

 

 

 

精神科医でスクールカウンセラーの明橋大二先生は、日本の子どもたちの自己肯定感の低さを指摘されています。子どもが小さいときはスキンシップなどを通して、存在価値を認め、自己肯定感を育てておくことが大切だと 著書『子育てハッピーアドバイス』のなかで訴えられています。輝ける子に育てるために、大人ができること それは〝赤ちゃんならば、スキンシップ〟ということです。〝抱いて、目を合わせて、笑顔で、いろいろと話しかけましょう〟と、本文にありますが、これはまさに乳幼児向けのわらべうたがやっていることと同じなのです。

 

 

 

 

 

 

 

わらべうたのご紹介↓

おらうちのどてかぼちゃ ひにやけてくわれない♪

 

 

という唄があります。

汐見稔幸先生の解説によると、「おらうちのどてかぼちゃ」とは自分の子どものことを言い、そのわが子を悪く言うような内容の唄ですが、本当はこの唄には言葉とは逆の意味があり、「たとえ他の人がわが子を悪く思っても自分はわが子を愛してやまない」という親の愛情が込められた唄です。わらべうたには、このように、言葉の裏に深い意味が隠されている場合もあります。深いですよ~

 

 

遊び方

抱っこしたり、ひざの上で揺らしたり、おんぶしたり、お散歩しながら手をつないで歌ったりといろいろ遊べます。にこにこして、優しい声でうたってあげると歌を通して愛情が伝わりますよー。わらべうたにはもっと、現代的で可愛らしいうたもありますが、意外にいけます。

 

 

 

      2012年1月25日 はらやま