こんばんは
はらやまです
一つ前の日記の続きです
じつは
今のことが未来に結果として現れる!
という、実体験があります
それは最近のことでした・・・
私は、本格ミステリー作家、内田康夫先生のファンクラブ浅見光彦倶楽部に所属していたことがあります。もうかれこれ20年前になります。
浅見光彦でおなじみの内田先生の、ミステリー小説は古来の歴史や伝承に基づく伝奇推理小説の要素を持っているので、ワクワクするし、大変勉強になるものでした。特に「明日香の皇子」は、あこがれの奈良を舞台に歴史的な意味合いをもつもので大変感動しました。また、トラベルミステリーでは、「津和野殺人事件」はよかったですね。伝説シリーズでは地元の「戸隠伝説殺人事件」に夢中になりました。
ファンになったきっかけは、SBCラジオに内田先生がゲストで招かれ、「自分の小説なのに、怖くて夜トイレに行けなくなることがあるんですよ・・・」と仰ってたのを聞いて、「え?自分が書いているのに怖くなるの~? どんなに怖いか読んでみよう!」と単純な興味で読み始めました。
読んでいるうちに、夢中になりすぎ、自分もぜひ登場人物として本格ミステリーに出たくなりました、笑。記憶はおぼろげですが、居ても立っても入られない私は、思案の末、先生に直接手紙を書きました。そして、そのことはすっかり忘れ20年の歳月が経ったのです。
先月だとおもいますが、自分のホームページを検索したら、内田康夫さんの作品登場人物一覧が引っかかるよになりました。「内田康夫FAN登場人物」というものです。
へえっー?と思ってのぞいてみると、その中に、「原山克枝」があったのです。崇徳伝説殺人事件の登場人物です。P14。これは、驚きました!
そのうちに、なんとなく記憶が蘇ってきたのです。
そういえば、何年か前に、内田先生に手紙を書いて、自分をミステリーに登場させて欲しいと、とんでもないお願いをしました。でも、殺人者の名前になったら困るからと、一字変えてお願いしたような気がします。それから、子育てや仕事が忙しくなり、なかなか推理小説も読んでいる時間がなくなりましたから、崇徳伝説殺人事件で、少々いやみなご婦人として句会に登場していたことはまったく知らなかったのです。 今年の10大ニュースに入る出来事です。
昨年の夏に、このホームページを立ち上げたことで知ることができました。もし、ホームページをやってなかたら、知らずに過ぎてしまったでしょう。
単なる偶然ではないと推理できるのは…
① 京都や大阪では、原山という苗字は全くといって聞かない苗字で、そこからいくと四国・讃岐にもたぶんないと思うのに、讃岐で行われた句会に地元のご婦人として原山克枝が出てきたこと。
② 実家のある『諏訪』を舞台にミステリーを一つお願いしたいと書いた記憶があるので、登場人物に『諏訪部』さんが出てくるのは考えれば考えるほど偶然と思えない。
以上2点により、内田先生は私の願いを叶えてくださったのだと、確信しました!
今と未来はつながっています。この出来事でそんなふうに思いました。
私は子育て支援の活動をしています。種をまけば実を結ぶし、水やりを怠れば枯れてしまう。麦のように何度も踏めば丈夫な未来があるし、温室で育てれば 寒さに弱い未来がある。
私たちは、目に見えない心の育ちを充分に意識しながら、未来に向けて子育てをしていきたいですね。
2012年4月23日 はらやま
追記
本当は、上記ナビゲーションの『ミステリーの小部屋』のオリジナルネタも、内田先生にトラベル・ミステリーもしくは、伝説シリーズとして作品に仕上げて頂きたい願いがありました。
とても・・・おこがましくて、お願いできないと思っていたんです。
そうなれば、長野の街に内田先生のファンと浅見光彦のファンが押し寄せて、柳町中学の歩道橋の上が毎日賑わい、その横の西澤餅店で浅見光彦ファンがおだんごを買ったりして(笑)♪・・・長野市の経済も活性化するという計算です。
でも、叶わぬ夢とあきらめていたのですが・・・もしかしたら・・・という気持ちになってきました。『今のことが、未来に結果として現れる』ですからね~♪