ガストに入ったんです。お茶を飲みに・・・
アンパンマンキッズメニューが目にとまりました~
「あさごはんをモリモリたべよう~」と、アンパンマンやショクパンマンが万歳をして呼び掛けています。
1.寒いけど元気にふとんから出よう!
2.大きな声で 元気におはよう
3.かおをあらって、はをみがこう
4.あさごはんをモリモリたべよう
と基本的生活習慣が書かれています。
うん、うん。。。いいですね~。また、解説として・・・
【あさごはんを食べるとこんないいことがあるよ♪】
1.からだがポカポカあたたかくなるよ
2.あたまの働きがよくなるよ
3.おなかの働きがよくなるよ
【保護者の方へ】
育ちざかりの子どもたちにとって、朝食は大切な栄養補給のタイミングです。朝食をとることで胃腸や脳の機能を促進し、からだのバランスや生活リズムを正しくする働きもあります。
このメニュー、どのくらいの方が最後まで読むかは、さだかではありませんが、教育的にも食育的にも子育て支援的にも素敵なメニューだと思い・・・つい手に取ってながながと眺めてしまいました(笑)。
大好きなアンパンマンやショクパンマンが言っているんだから、ぼくもわたしも早寝・早起き・あさごはんをしよう!そして、朝ごはんはママしっかり作って!と思うわけです。
学力向上の面においても、育ちの面においても、多くの先生方が推奨している、早寝・早起き・朝ごはんです。食生活と脳は、深い関係があり、食育と学力は明確な関係があるらしいんです。「早寝・早起き・朝ごはん」が脳をしっかり育てるということですね。
みなさん、すでに・・・ご存知のことかと思います。
脳には発達のタイミング、臨界期というものがある・・・
乳幼児期の遊びとして、日本の伝統的な子育てである、わらべうた遊びが親子のふれあいとして、ばっちり良いことは、この『ホームページのトップ』やナビゲーションの中の『わらべうたのチカラ』『わらべうた屋さん日記』でもご紹介させて頂きましたが、早寝・早起き・朝ごはん+ふれあい遊びドリル(わらべうた毎日遊び)をやることで、体内リズムが整い、その時期に大量に出るホルモン(セロトニンなど)もしっかりもらって、健やかに成長し、情動というものは5歳くらいまでに原型が形成されるので、親子のふれあい遊びで、自己肯定感や親子の信頼関係そういったものをきちっと育てるというわけです。
また、あれこれ情報にまどわされてしまいがちですが、ごく小さい乳幼児期は、昔からやってきたこと、日本の伝統の子育てをやることで、今、危惧されている脳内汚染に負けない基礎の体ができるということも言えます。
そして、やがて幼稚園・保育園にあがったら、友達との交流遊びの他に、言葉のリズム、音楽のリズム、体操のリズムなどいろいろなリズム教育を体験させ脳を活性化させてゆくことが『子どもを蝕む脳内汚染』にストップをかけるために必要事項だと、明星大学教授の高橋史朗先生は仰っています。
生れてからわらべうたの自然な語りかけで、リズムに慣れておくことは、それらの活動をよりスムーズにするための前段階としても、私は是非必要なステップだと強く思ってるんです。
高橋史朗先生によると、近年急増している、発達障害には、遺伝的な要因と環境的要因があり、急増しているのは、環境的要因の影響が強い「気になる子」だそうです。こうした子どもさんも早ければ、早いほど予防でき、2歳なら予防でき、3歳なら五分五分だという埼玉県の教育相談の先生の本も紹介されています。
乳幼児期の子育てを若い親のみなさんに「しっかりやって!」と押し付けるのではなく、私達、社会の人間が、助けてあげる重要性をこんなところからも、強く感じます。
お母さんやお父さんとの交流遊びは、将来的に人と関わる力の基礎もつくります。コミュニケーション能力の基礎をつくるんですね。
テレビやDVDは多義的な遊びではないため、想像性を育てるためには、今一チカラ不足なんですね。将来大人になって、大いに活躍していただくためには、子どもの頃の遊びはとても大切です。
単一的な遊びは、そういったものが育ちにくいということなんです。
力不足ではありますが、とにかく、そういったことからも、家庭で毎日実践するためのふれあい遊びを、ご紹介しています。
是非、長野市朝陽公民館にお出かけください。
「早寝・早起き・朝ごはん」を実行して、
世界一夜更かしの国・・・「日本」なんて、もう、言わせないぞ~!
2012年5月4日 はらやま