こんばんは
はらやまです
仕事、子育て支援活動、家庭のこと・・・さまざまを、でこぼこにやり過ごしている今日この頃。
ひさびさ、大きな声で笑う出来事がありました。
一人暮らしの老母の呼び出しがあると高速で約2時間、長野市から諏訪の実家を訪ねる。
「今のうちだよ、あとで後悔するよ! 行けるときに行ってあげな~」と同僚たちの励ましの声がリピートする。 「そうだよね~」と思いながら、ハンドルをにぎる。
兄と交代で、定期的に面倒を見に行っているけれど、
いよいよ一人暮らしはダメかなぁ。
いつも到着すると、まっ先に仏壇に行って、父や私を可愛がってくれた祖母やご先祖さまに手を合わせる。
「帰ってきましたよ~。いつも、守って頂いてありがとうございます。お陰様で、大きな事故もなく暮らせています。
本当にありがとうございます。チ~ン♪!」
そこへ、杖をついた母が現れる。
「ひざがこんなに腫れちゃったんだよ~」
「大丈夫~?」
「歩けないから、しばらく兄ちゃんのところに行って養生することになったんだよ~」
「そうだね・・・。それがいいね!」
(寂しくなるね・・・)
と・・・のどまで出てきた言葉を押し殺し、なにげに仏間のテーブルに目をやる。
そこには、折り紙でつくった鶴や、星やハートの小物が置いてあった。
湖南小学校の生徒さんが、地域の老人にプレゼントしてくれたものだ。
「こうした活動って、頭が下がるねぇ~ ありがたいよね~」
そう言いながら栞をひっくり返した。
いきなり飛び込んできた言葉は。。。
なんと・・・
おのれに勝つ!(大爆笑~)
くっくっく。。。しばらく、笑いが止まらなかった。
小学生が「お・の・れ」って~~
可愛いいですよねー
母が、いよいよ都会に行ってしまうのかと、感慨にふけりながらめくった栞に、いきなり〝おのれ〟ですから、笑。
うれしかったですね。
おのれに勝つ!
私へのメッセージですね。そしてもちろん、母へのメッセージです。
年老いた命が、若い命に励まされ。。。♪ 素晴らしい瞬間だなぁ・・・って思います。
脳科学者・茂木健一郎さんによれば、これがまさに・・・偶有性なんですね。一気に愉快ホルモンが出てきたわけです。
つい、「はい。。。拙者は頑張ります!」って返事をしたくなりました。
最近いろいろな意味でひったるんでいたので、喝を入れてもらった気がして背筋が伸びました。私達人間は「おのれに勝つ!」ことがもっとも重要かもしれないですね。
皆さんも元気な気持ちになりませんか?(笑)
2012.9.5 はらやま