No.113 寝る子は脳もよく育つ:うつ予防:わらべうた遊び

◆早寝で健康な脳を築ける

 

日本の子どもは欧米の子どもと比較して“夜更かし”ということが調査でわかっています。

コンビニの充実などの環境の変化や、何より子どもの発達に“夜更かし”が悪いことを、親や周囲の大人が知らないことが原因のようです。

 

先月9月18日(2012年)共同通信社の発表によると、

睡眠時間の長い子どもほど、記憶や感情にかかわる脳の部位「海馬(かいば)」の体積が大きかったことを、

東北大の滝靖之(たき・やすゆき)教授らの研究チームが17日までに突き止め、日本神経科学大会で発表したそうです。

 

 

 

研究チームによるとうつ病や高齢者のアルツハイマー病患者で、

海馬の体積が小さいことが明らかになっており、滝教授は

「子どもの頃の生活習慣を改善することで、健康な脳を築ける可能性がある」としています。

 

 

 

つまり、“寝る子は育つ”のことわざ通り、子どもに早寝をさせ睡眠時間を長くしてあげることで、「うつ病」や「アルツハイマー病」に打ち勝つ健康な脳が築ける可能性があり、それらの病気を減らすことができ予防になるということなんですね。

 

 

 

そしてそれが、自殺予防につながるのです ↓

 

 

◆うつ病予防は、自殺予防につながる

日本における自殺者数は、平成10年から急激に増加し、それ以降毎年約3万人が自殺で命を落としているという現状があります。

そして、自殺の原因として多いとされているのが「うつ病」です。自殺を図った人のほとんどが、「うつ病」+「さまざまな原因」というように、うつ病に結びつくことにより、結果として自殺へ繋がっていくことがわかっています。

 

 

 

ということで、うつ病対策を強化することは、毎年3万人近くの犠牲者を出す自殺への予防対策へと直結するのです。 

 

 

 

まとめます。

“一生を駆け抜ける力”が育まれる子ども時代には、

早寝をさせて(海馬の体積を大きする) → それが、うつ病予防になる → また、自殺予防につながる

ということです。

 

 

 

◆0・1・2歳の子育てアドバイスとして

2歳までに育てなければいけない一番大切なものは、親子の信頼関係であり、それはスキンシップや語りかけ・あやしかけ・笑いかけのある、ふれあい遊び(わらべうた遊びetc)、などによって築けるということですから→早寝・早起き・朝ごはん+ふれあい遊びの日課で、まずはやったらいいと私は思います。

早寝・早起き・朝ごはんで生活のリズムと体の成長に直接必要な栄養やエネルギーを与え、ふれあい遊びで心の発達に必要な愛情をたっぷり与えてあげます。

 

 

 

育児の本質は母親と子どもの人間関係をどのようにしてうまくつくりあげていくかということに尽きるということです。

もちろん、上に書かせて頂いたことで決まるほど、子育ては簡単ではありません。

母親の性格、夫婦関係、家庭のいろいろな状況、教育レベルとか経済状態とか、母親が小さいときにどのように育てられたかも関係するようです。

ですがまず、早寝、早起き、朝ごはん+ふれあい遊びからの始まりでいいと思います。

自分は、子育てで数々の失敗をしてきており、本来なら発言権がないところですが・・・済みません。

 

 

 

何時ころ寝ればいいの?

だいたい夜8時頃までに。。。かな~

子守唄も歌ってくださいね~

 

 

2012年10月12日  はらやま

 

 

 

そよ風さんからのメール⑥