No.140 脳は想像と現実を区別できない/現代のわらべうたモンパチ“あなたに”

世界一 治安のいい国であった日本も、

ここのところ急激に悪化してきている。

原因にはいろいろな理由が挙げられるが、

一つにメディアも影響していると専門家はいう。

 

 

2年ほど前、よく・・・わらべうた講座で、

「子育てちゅうは楽しくて優しいテレビ番組や映画をみてくださいねー」

とお話していた。

たとえば美しい隣人よりは、ホタルのヒカリとか、ほのぼのしたものがいいですね。

サスペンスで殺人のことばかりみているよりは、相撲とかですね。

脳の働きは・・・現実と想像したことが区別できない特徴があり、

怖いもの暴力的なものばかり見ている場合、

現実に起こっていると判断し負の感情をうけてしまうのだそうです。

・・・子育てに悪影響ですね。

 

 

〝悪の経典‟大島裕子さんが耐えられなくて、

席をたってしまったことが報じられましたが、

大島さんの感覚は正しいと思います。

ひとに夢を与える仕事をしている人は、

楽しいものをみて明るい気持ちになっていることが、

必要なんですね。

子育てもそうです。

 

 

私には一人暮らしの母がいますが、

足も悪くなって楽しみはテレビだけ。

「テレビ観てる?」

と聞くと、

「このごろ殺人事件ばっかりやっていて、怖いからみない・・・」とつぶやいていました。

本当に番組表をみるとサスペンスばかりです。

 

 

思春期の子どもにも・・・きっと悪影響ですね・・・

ひとり暮らしの老人にも悪影響です;;;


「怖いもの見たさ!」という言葉は、安定した自分があるから、少しだけ怖くて怪しい世界をのぞいて見るのも、楽しいということになるらしいんですが、

安定した自分が無くて、いつも不安だらけで寂しかったら、怖いものは毒になるということなんです。

 

 

たとえば、

先々月終わった、“遅咲きのヒマワリ”は素敵でした~!

 

四万十川

美しい風景

生田斗真くん。

若者の頑張り。

私も頑張ろうと思う。

恋愛。

なんといっても、ミスチル。

♪「常套句」という曲。

 

 

子育て中のママたちに、テレビをみるなら、

こういったドラマをみて欲しいし、

制作側ではこういうドラマをどんどん作って欲しいと思いました。

でも・・・皆さん、子育てが忙しくて

テレビドラマは実際みていないようです。

そうです。それでいいんです。自分のことはしばらくお預けで、

子育てがドラマよりドラマチックで楽しい時期なんですからね~♪

かくいう私も、50を過ぎて、ほんと最近、

録画取りをしてテレビドラマを観るようになりました。

それまでは、ちらみはしても

連続ものをみている暇はなかったなぁ~。

人と話を合わせるために、チェックしていた感じでした。

 

 

現代のわらべうた

出演者によりカバーされていた『遅咲きのヒマワリ』のオープニング曲は、モンゴル800の“ あなたに”でした。

じつはこの曲、昨年の春ごろから、個人的に注目していたので、

テレビから流れだしたときには、ほんとビックリ仰天しました。

これが、大好きな作家、浅見帆帆子さんのいうシンクロか!・・・♪

ママ達の子育て中の子守唄に使えないかと考えていたところでしたので、この偶然は興奮しました。

歌詞がピッタリだし、まさに現代のわらべうたになるぞって。

ロックの激しさをとって、アカペラでママが優しく歌いかけたら、

きっと可愛いなあって考えていたんですよ。

パパだってつぶやきながら歌うと、なかなかいいですよね~。

見本に自分でCD作ってみようかなと思ってたんだけど、なんか・・・気持ち悪がられる感じがして、その企画ボツにしました(笑)。

家に孫がいたら、すぐに試すんだけどなぁ・・・。

どなたか、試した方はご報告ください。

 

2013年2月4日         はらやま

 

 

 

わらべうた
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