一つ前のブログで、
素敵な昼下がりにお酒を透かして花見を実行してみたのは・・・
脳科学者 茂木健一郎さんのちょっと前の文章を読んだからです。
ご紹介します。
文章があまりに美しくうっとりする気持ちになりましたので・・・
体感してみました~♪
わらべうたから脱線しま~す!(笑)
茂木健一郎さん 読売新聞くらし面「よむサラダ」H19年3月25日
「瀬戸内の陽光」より 好きな部分だけ抜粋
忘れられないのは、瀬戸内のやわらかな陽光である。
桟橋から舟で渡った島で、みかんの香りに包まれた。
全てがやさしく照らし出される中に、
それまで悩んでいた様々なことが、
どうでもよいもののように思えた。
遠い海の青が、自分の心のすぐ横にあるように身近に感じられた。
花見において、私たちは春の日差しそのものを楽しんでいるに違いないと思ったのは、あの時である。
たおやかな桜の花ひとひらと私たちを分け隔てすることなく、
等しく恵みを分け与えてくれるはるか天上の恒星。
その作用が、花を見上げる私たちを包み込むぽかぽかとした気配へと変換される。
だから、私にとっての花見は、圧倒的に昼下がりである。
小津映画における市井の人の善意が心に染み入るように、
太陽のあたたかさが私たちの命に活力を与えてくれる。
今年も待ち遠しいその時がきた。
もしも満開の桜の花の下でお酒に日の光を溶かしこむことができたら、
私の中でまた一つ何かがときほぐれてくれるだろう。
(茂木健一郎さんの文章より)
2013年4月17日 はらやま
コメント:1へ返信
レオママさんコメントありがとうございます。
歳もずいぶん違うあなたですが、
悩みどころも似ているし・・・(笑)
好みが似ていますね。
私の若いころより、ずっと!しっかりしているので、
自信をもって新天地で頑張ってください。
はらやま
レオママ (金曜日, 19 4月 2013 12:26)
ほんとうに素敵な文章ですね〜♬
私もいま、レオ君とひなたぼっこをしてお日様のパワーをもらっています!
癒されますね。。♪