“遠慮や逃避の時代ではなく、
まさに胸を張り 頭を上げ、
はばかることなく突き進む時と思います”
これは横浜に向かう新幹線の待合室で読んだ力強い文章だ。
ウンウンそうだよねー。
今ってそうしなければ、世の中良い方向へ行かないかもしれないねー。
そんなことを考えながら出発前にまずはばかりへ。。。
わーっ!!
わたしは叫んだ!
「どなたか居ませんかー?」
駅員さんを手招き、、、
「大変です!!」
「どうしたんですか!?」
「じょ。。。女子トイレの入り口に、こーんな大きな便がしてあるんですよー;;;」
「ふみそうになりましたよ!!」
「・・・・・・」
老齢の駅員は
私がオーバーに騒いでいると思ったのか、手招きで呼びつけたことが気に障ったのか、ムスッとしながらゆっくり女子トイレに向かった。
すると転びそうになって~
大あわててで出てきた、笑!
そんな駅員の姿を思い出すと、
今でも可笑しくてたまらない。
慌てて誰かを探している…
ほーら。。。だから、いったじゃない。
大量ですよーって。。。すぐに信じないから~~~
しかし・・・変だナア。
誰かが踏んだ形跡は明らかだ!
表面を観察したところ、渇いていたし…。
踏んでからかなりたっている。
第一発見者は私ではないはずなのに、
どうしてみんな駅員に報告しないのだろう?
すぐに対処しないと、第二の犠牲者が出ることは顕著明白だ!
“遠慮や逃避の時代ではなく、
まさに胸を張り 頭を上げ、
はばかることなく突き進む時”なのに。。。
忙しい時代だけれど、面倒クサがらないで、やっぱりやるべきことはやらなくっちゃねー。
もし・・・出発10分前にあれを踏んでいたら、最悪の「現実」が待っていたんだから。
新幹線の座席半径3メートル圏内の人に白い眼で見られ、ホテルの浴室で何度も洗うけれどなかなかニオイがとれなくて、夕飯の中華も台無しだったはず・・・
あぁ~恐ろしや~恐ろしや
確か~。。。
過去に似たことがあったなぁ。。。
私は遠い目をして考える。
上の子ども達が友だちと映画を見に行くようになった頃、
私は末っ子の男の子とはできるだけ、
年に一回はドラえもんかクレヨンしんちゃんを
二人だけで見に行こうと決め、
本人にも了解をとっておいた。
ポカポカと暖かい春休みだった。
映画館は自宅から歩いて20分くらいの場所にある。
その日も手をつないで平和に歩いて行った。
いよいよ映画が始まった。
「Tちゃんなんかニオうねぇ~」
クンクン。。。
「この映画館ふるいからニオうのかなぁ?」
クンクン。。。
「それにしても、クサいねぇ~」
「・・・・・・」
「ヤバイ!!おれだ!」
「???」
息子の見せたくつの裏には、なんとっ!踏んづけたうんこが;;;
ガ~~~ン
歩いてくる途中、犬のフンを踏んだに違いない。
当然だが、そのときの映画の内容は、まったく頭に入らなかった。
こんなことってあるんですね。
不うんな出来事であった。
その息子が大学の卒業式を迎え、いよいよ自立した社会人となる。
今年の3月、卒業式に向かう新幹線トイレでの出来事を思うとき、
この子はもしかしたら、うんがいい子なのかもしれない(笑)。
ついているのかもしれない。
我が子よ社会人になっても、うんを味方につけて頑張れ…(笑)♪
わらべうたから離れた、
クサイ話にお付き合い頂きありがとうございました~
2013年4月26日 はらやま