No.158 やっぱりウンってことありますかね~

“遠慮や逃避の時代ではなく、

まさに胸を張り 頭を上げ、

はばかることなく突き進む時と思います”

 

 

 

これは横浜に向かう新幹線の待合室で読んだ力強い文章だ。

ウンウンそうだよねー。

今ってそうしなければ、世の中良い方向へ行かないかもしれないねー。

そんなことを考えながら出発前にまずはばかりへ。。。

わーっ!!

 

 

 

わたしは叫んだ!

「どなたか居ませんかー?」

駅員さんを手招き、、、

「大変です!!」

「どうしたんですか!?」

 

 

 

「じょ。。。女子トイレの入り口に、こーんな大きな便がしてあるんですよー;;;」

「ふみそうになりましたよ!!」

 

 

 

「・・・・・・」

老齢の駅員は

私がオーバーに騒いでいると思ったのか、手招きで呼びつけたことが気に障ったのか、ムスッとしながらゆっくり女子トイレに向かった。

 

 

すると転びそうになって~

大あわててで出てきた、笑!

そんな駅員の姿を思い出すと、

今でも可笑しくてたまらない。

慌てて誰かを探している…

 

 

 

ほーら。。。だから、いったじゃない。

大量ですよーって。。。すぐに信じないから~~~

 

 

 

しかし・・・変だナア。

誰かが踏んだ形跡は明らかだ!

表面を観察したところ、渇いていたし…。

踏んでからかなりたっている。

第一発見者は私ではないはずなのに、

どうしてみんな駅員に報告しないのだろう?

すぐに対処しないと、第二の犠牲者が出ることは顕著明白だ!

 

 

 

“遠慮や逃避の時代ではなく、

まさに胸を張り 頭を上げ、

はばかることなく突き進む時”なのに。。。

 

 

 

忙しい時代だけれど、面倒クサがらないで、やっぱりやるべきことはやらなくっちゃねー。

もし・・・出発10分前にあれを踏んでいたら、最悪の「現実」が待っていたんだから。

新幹線の座席半径3メートル圏内の人に白い眼で見られ、ホテルの浴室で何度も洗うけれどなかなかニオイがとれなくて、夕飯の中華も台無しだったはず・・・

あぁ~恐ろしや~恐ろしや

 

 

 

確か~。。。

過去に似たことがあったなぁ。。。

私は遠い目をして考える。

 

 

 

上の子ども達が友だちと映画を見に行くようになった頃、

私は末っ子の男の子とはできるだけ、

年に一回はドラえもんかクレヨンしんちゃんを

二人だけで見に行こうと決め、

本人にも了解をとっておいた。

ポカポカと暖かい春休みだった。

映画館は自宅から歩いて20分くらいの場所にある。

その日も手をつないで平和に歩いて行った。

いよいよ映画が始まった。

 

 

 

「Tちゃんなんかニオうねぇ~」

クンクン。。。

「この映画館ふるいからニオうのかなぁ?」

クンクン。。。

「それにしても、クサいねぇ~」

 

 

 

「・・・・・・」

「ヤバイ!!おれだ!」

「???」

息子の見せたくつの裏には、なんとっ!踏んづけたうんこが;;;

ガ~~~ン

歩いてくる途中、犬のフンを踏んだに違いない。

当然だが、そのときの映画の内容は、まったく頭に入らなかった。

こんなことってあるんですね。

うんな出来事であった。

 

 

 

その息子が大学の卒業式を迎え、いよいよ自立した社会人となる。

今年の3月、卒業式に向かう新幹線トイレでの出来事を思うとき、

この子はもしかしたら、うんがいい子なのかもしれない(笑)。

ついているのかもしれない。

我が子よ社会人になっても、うんを味方につけて頑張れ…(笑)♪

 

 

わらべうたから離れた、  

クサイ話にお付き合い頂きありがとうございました~  

 

 

 

2013年4月26日  はらやま

 

 

 

ドンマイ元気出せ:斉藤和義♪