No.184 教育学者もオススメする“わらべうた遊び”

いま、社会の変化とともに、家族が変化し養育機能が弱まってきているといわれています。

とくに幼少期は、人格形成の大切な時期です。

この人格形成が危うくなっているということは、ヤバイです!

人格形成がうまくいかないと偏った性格になり、人をうらやんだりいじめたり、ストーカーをしてしまう人も増えるし、凶悪犯罪が増えてしまいます。

するとどうなるか・・・住み良い世の中からはほど遠く、殺伐とした世の中になってしまう。

 

逆に人格形成がうまくいっている人が増えると、思いやりのある人が増え世界が平和になる♪

 

 

まず、人格形成の土台をきちんとしてから、読み書きのお勉強を教えてくださいね。

 

わらべうたは、人格形成の土台づくりに力を発揮するスキンシップ満載の遊びです♪

 

テレビの前で長い時間過ごしたり、スマホのアプリであやしてもらっている子どもたちは、スキンシップが不足しています。

近年は、親の関わりが少ないために起こる、

コンタクト不全症といわれる子どもたちも増えているという報告があります。

 

身体心理学者、山口創氏の著書「子どもの脳は肌にある」によると、

肌は露出した脳であり、子どもの脳は肌にある。

肌への快い刺激こそが、

心を形成する上で大きな力になっている・・・

とあります。

 

 

世の中が平和になるために、どうぞスキンシップをたくさんして、人格形成の土台をつくってくださいね。

 

日本はもともと、子どもの甘えを大切にする国だったのだそうです。

10歳までの甘えは人格の土台をつくるうえで、とても大切なんですね。

甘えは人への信頼と思いやりを育むものなんです。

日本の犯罪率が諸外国に比べて圧倒的に低いのは、幼少期の甘えを大切にすることと関係しているといわれています。

昔からやってきた、子育てを今だからこそ見直してみませんか?

 

【近年、少年犯罪が増加し凶悪化していると思いがちだが、むしろ少年の凶悪犯罪は減っている。このことは、研究者の間では、非常に有名な話であるが、一般には広まっていない←香川大学:大久保智生先生による】

 

 

2013年10月29日  はらやま