2月11日読売新聞の就活ニュースを読んでみると、
企業の求める人材は、
自分が会社を変えるんだ!という
情熱と主体性をもった人材が必要です。
柔軟な発想と明確な目標、
挑戦意欲と行動力を持った人です。
言われたことだけをしっかりこなす
「指示待ち」では成長はできません。
お客様の視点で物事を考える誠実さも大切です。
その上で、
自分の考えをしかりと伝えられる人材を
求めています。
~~~ああ、頭がいたくなりそう~
しかし、これが現実だ。
まだ、まだ、つづく
多様な体験をして視野を広げ、
コミュニケーション力や物事を見極める力を
培ってほしいです。
語学力を高めることも可能性を広げます。
可愛い天使をさずかり、
希望に満ちて子育てしているパパやママにとっては、
遠い話のようですが、
あっという間かもしれません。
大人になっちゃうのは・・・
新聞を読んでいて“指示待ち”のところをよけいなお世話ですが、
皆さんにご説明したくなりました。
ときどきわらべうた講座でお話しているのですが、
“いまはやだよ”は過度に言わないようにしましょう!
というお話をひとつだけ。
いけません・まだです・はやくしなさい・やめなさい・だめ・よしなさい
(スミマセン自分の子育ては完全に棚にあげています(笑)・・・)
禁止用語・指示・命令がやたら多いと、自分で考えて主体的に動くことができなくなり、大人になったときに指示がなければ動けない指示待ち族になってしまうということです。
また、子どもの持っている興味や可能性を封じ込めてしまうことになるそうです。 もちろん柔軟な発想と行動力も封じ込めてしまいます。
自分が会社を変えるんだという情熱と主体性をもった人材になることが難しくなってしまうわけです。
幼少期は、多様な体験をして視野を広げ、コミュニケーション力や物事を見極める力はかなりの部分、遊びの中で培われるのであります。
テーブルから飛び下りたり、物をなげたりするのは、自分の発達を確かめる遊びです。
物を投げたら、箱を用意しそこに入れさせゲームに変えてしまったり、テーブル代わりに飛び下りるものを作ってあげれば禁止せずに済むんですね。
楽しい未来も待っていますが、問題の山積した社会も待っています!
現実の状況を現実として認めたうえで、
今できることについて主体的に考え、
自主的選択をして、
自分をとりまく状況を変えていける!
そんな子どもさんにしてあげることは、
パパとママからの素晴らしいプレゼントですね。
先週、瑛太さんが最高の離婚スペシャルというTV番組でなが~い台詞を
感心するほどうまく言ってました・・・
「今年生まれた子どもが20歳になるころ、
日本の借金は1800兆円くらいになりますよ!
大借金を うちの子たちが背負うんですよ!
大借金のうえに大就職難ですよ。
ブラック企業いやブラックホール企業に
就職するようになるんですよ!
ブラックホールに落ちちゃうんですよ。。。!
それでも子どもが欲しいんですか~?」
キャラクターといい台詞内容といい、
思わず手をたたいてしまいましたが、
笑っている場合ではありません。
無邪気でかわいい子どもたちのことを考えると不安です・・・
2014年2月11日 はらやま
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