3月27日午後、信学会長野幼稚園の会場で、音楽教諭のみなさん約30人にわらべうたの研修会をさせて頂きました。
音楽は喜びでなければいけないー
それを伝えるのが音楽教育でなければいけないー
単純なメロディしか持っていないけれど、おもしろいメロディ、楽しいリズムのわらべうたが、音楽は楽しいという基礎をつくってくれるー
10分間、わらべうたについてのお話をさせていただいたあと、実技を5分延長していただき55分間行いました。
近代化にともないわらべうたが、集団で遊ばれなくなってきました。現代の社会問題を考えると、ひきこもりやコミュニケーション能力の低下、生きる力の脆弱化など、原因に群れで遊ばなくなったことが関係していると専門家は言います。
札幌で行われた全国教育大会においての、国の教育方針も人格形成の基礎をしっかりやってくださいよと、特に強く言っています。
私の考える具体策は、多義的な教育力をもっているわらべうたの集団遊びを幼稚園・保育園・小学校などの教育機関でいくつかの柱の一本として取り入れていただくということです。
なぜなら、わらべうたは人格形成の基礎教育に大変役立つ力をもっているからです。
集団性、社会性、日本語、基本的で原初的な音楽をわらべうたによって習得する場所が他にはもうなくなってしまったのです。
ぜひ、書店や図書館でわらべうたの本を調べて頂き、幼児教育と音楽教育に役立てて頂きたいと思います。
2014年3月27日 はらやま
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木原先生、コメントありがとうございます。
先生方にお伝えしたいことが沢山ありすぎて、
またよい機会があればと思います。
先生にも小さいお子さんいらっしゃるんですね。
この研修会では視点を音楽指導において選曲しましたので、ふれ合い遊びをわずかにしましたが、息子さんとスキンシップに使って頂けたことは、思わぬ産物でした。
いよいよ4月は新入のお子さんをお迎えして、専科の先生もお借りしながら総出で取り組む時期ですね。
是非、ふれ合い遊びやリズムの楽しいわらべうたで、新入園児さんと息を合わせ心臓の鼓動を同期させ、幼稚園が楽しくて安心できる場所だということを知らせてあげてくださいね。 はらやま