きゅうに雨が降りだした。
ひときわ大きくなった川の音に耳をすまして、立ち止まった。
子どもの頃、
裸足になってじゃぶじゃぶやったり、後ろ向きに歩いてみたりしながら、学校から帰った・・・
後ろ向きに歩いたものだから、橋を渡らず土手からまっさかさまに落ちた。
結果、生きていたから、家族には言わなかった。
「そんなことしてないでー勉強しろ!」とか・・・いわれるに決まっているからだ。
いきなり昨夜のことを思い出した。
20代後半の頃一緒に働いた女の子にスーパーでばったり合ったのだ。
久しぶり~! 会話がはずむ。
しばらくして彼女・・・
「しかし~オバサンになっちゃったね!」
「・・・・・・」
えー!ふいをつかれ、言葉がみつからない。
「そりゃそうだよ〇〇歳だよ~。オバサンいや・・・オバアサンだよ!」
この子・・・昔からはっきりいう子だったけど、いまだ健在だ(笑)。
このオバアサンというかオバサンにも、子ども時代というものがあるもので、ヤンチャな子ども時代があったなー
懐かしい。
たしか・・・ゴジラって呼ばれてたっけ;;;
元気が良すぎて、男の子たちからそうあだ名されていたのだ。
『怪獣総進撃』(かいじゅうそうしんげき)っていうゴジラシリーズの第9作が公開されて~
次の日学校にいったら、あだ名がゴジラになっていた(笑)!・・・
まあ~そんな自分の話はどうでもいいことでした。
お時間とらせてすみません。
今週土曜日♪(5月17日11:00~) ぜひパパとママと子どもさんと科学センターのわらべうた教室へおでかけくださいね!
それをお伝えしたくてこれを書いていたのでした!
岩永雅也教授によると、
赤ちゃんは誕生してから、まず家族というものの関わりのなかで、自我形成が行われ自分が一番いとおしいんだという自己愛などを獲得していく。このプロセスをへて、自分と他者の違いや、自分や他者への愛を獲得し、ママが好きパパが好き、兄弟が好きという愛が生まれてくる。しかし、こういう社会化の一番最初の出発点の段階に、幼児虐待・育児放棄・など大きな問題があり非常に深刻だと指摘している。
また、それだけでなく家族機能の外部化と個族化についても深刻だと指摘している。
食事・教育がお金を使って外にまかされるようになり、個族化が進んでいる。働く母親の増加により、母子のコミュニケーションが充分にとれていない。携帯の普及などによってもコミュニケーション不足が起こっている。また、親を見て兄弟をみて自分の役割を決めていく役割モデルという機能もはたせなくなっている。人間としてのアイディンティティが充分とれない。アダルトチルドレンが起こってくる。家族の変質と家族役割の変化は子どものアイディンティティの危機をひき起こしている。
わらべうたは親子の不足しがちなコミュニケーションを補ってくれる、すぐれたテキストです。
是非、働いているママやパパ、だまされたと思ってのぞいて見てください。
2014年5月15日 はらやま
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