No.277 問題解決能力の基礎をつくる遊び

ー知能の発達ー


新しい場面に適応するときに要求される問題解決能力や新しいことを学習する能力は、流動性知能とよばれます。

 

それに対し結晶性知能は、学校教育や人生経験の累積によって形成されます。

 

両方の知能がバランスよく育つことが理想ですね。


 

わらべうた遊びは、流動性知能の基礎を培うのにピッタリの遊びだと思って私は活動しています。

 

子どもはマネをすることで、主体的な学習をしていきますが、

新しいことをを学習する能力は、

乳幼児からのマネっこ遊びで鍛えられます。

わらべうたは〝マネをする力が鍛えられる大変よい遊び”だと言われているのですから、お墨付きです!

 

また、問題解決能力には、コミュニケーション能力、協調性、とっさの判断力、ルール感覚といった社会性が必要です。

園児から学童期の集団的に遊ぶわらべうたでは、群れて遊びながら、仲間関係を発達させ、運動機能を高め、社会性を育むことができます。

 

 むかしから遊ばれてきた、わらべうたなどの遊びを取り入れ、

子ども達の育ちをバランスのとれたものにしていきたいですね。



2014年12月1日            はらやま

 

 


 

 

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