こんにちは
はらやまです
長野市松代町、真田邸の塀を
まっすぐいくと
つき当りに
旧 樋口家住宅があります
〝童謡のまち企画展”
ということで
のぞいて見ました
入り口を入ると
夕立にあったのか?
ボロボロの本が置いてあります
山住正己 著
『子どもの歌を語る』
岩波新書
ん?この題名
〝わらべうた”のことも
書いてあるに相違ない
パラパラ
やっぱりありました!
わらべうたが
明治以降、政府によって
排除されたことは
前々からよく知っていましたが
著者の先生は
わらべうたに関して
次のようにおっしゃっています
*
【本文より】
(洋楽導入)
- 日本の伝統的な音楽文化の基本は、わらべ唄であり、こういう音楽を忘れず、それをふまえながら、諸外国の音楽としっかり向き合うかまえが、洋楽導入を重視した音楽取調掛、ついで東京音楽学校の指導者たちには残念ながら弱く、それが音楽教育を作り上げるうえで弱点となっていたのである。
(その結果)
- 1970年代高度経済成長期以降、(中略)うたいながら集団で遊ぶという光景がほとんど見られなくなった。学校で歌ううたも「学校唱歌、校門を出ず」というように、子どもからそっぽをむかれていた。子ども達は、その時代のはやり唄・流行歌ばかりをうたった。
(課題)
- なによりも大事なのは、目の前にいる日本の子ども達に、うたう喜び、音楽する喜びを味わってもらいたい。それには、どんな歌がいいのかという問題に取り組むことである。
*
「どんな歌がいいのか?」
とわたしに聞いて頂くので
あれば
はい!それは
歌いながら集団で遊ぶ
〝わらべうた〟であります
確か・・・
わらべうたが脳の快感発生の視点から
なぜいいのか?について
過去ブログがありました
のぞいて頂けたら幸いです↓
2015年6月16日 はらやま