No.314 わらべうたって・・・

 

〝子育てをすれば自然に親は育つ”などといわれてきました。

しかし、それは一昔前の話です。

 

 

核家族化がすすみ、

身近に子育てのお手本や助けがありません。


 

そのとき、

自分が子どもの頃にどうやって育てられたのか・・・

経験をさぐっていきますが、なかなか思い出せません。

 

 

悪くすると小さいときに〝愛してもらった体験がない”

そんなケースもあります。

少子化により、周りの子育ての姿に接してきた体験もありません。

今は約100万人しか子どもが生まれないんですから、

無理もありませんね。

私の子どもの頃の半分以下です。

 

 

すでに育児に疲れたママもいるでしょう/// 

子育てってすごく難しいのですから・・・

 

 

さて、

〝わらべうたで子育てする”ということは、

愛情あふれる言葉がけと肌のふれあいを、

日々くり返していくことであり、

それは、

人間にとって大事な母子関係づくり、

愛着形成づくりということになります。

 

 

簡単にいえば、

子どもとわらべうたでコミュニケーションしたり、

遊び合ったりしていくうちに、

良好な母子関係になっていくということです。

 

 

母親に十分愛されたと感じている人ほど、

社会にでてからも良い人間関係を築きやすい

ことがわかっています。



就職して何が大変か?・・・といえば、

人間関係です。

会社は〝人間関係60% 仕事40%”

これは私の友達の口ぐせなんですが、

当たっていると思います。

 

 

子育ては一生につながる土台づくりですね。

 

 

まずは、全部覚えて完璧なものを・・・と思わずに、

好きな歌から、

口ずさんでみることから始めてみませんか?

 

 

全ての子どもが、

愛情たっぷり受けて、

健やかに育ってほしい・・・

そんなふうに願っています。


 

2015年6月21日     はらやま