古牧あけぼの幼稚園 わらべうたの時間
年長組 2クラス 51名
年少組 3クラス 47名
みごとに「いもむしゴロゴロ」できました🎵
アッピ―ちゃんクラス (親子わらべうた)
長野あけぼの幼稚園 わらべうたの時間
年長・年中組
年少組
アッピ―ちゃんクラス(親子わらべうた)
◆あけぼの幼稚園(長野・古牧)
ーわらべうたの時間ー
今回で各学年、4回が終了しました。
30分というメニューで毎回わらべうたを遊びます。
わらべうたは、歌をうたいながら友達と体を動かして遊びます。
歌の力が全体を取りまとめたり、盛り上げたり、メニューの進行をしてくれます。
遊びを楽しくさせるだけでなく、教える側の私も助けてくれるのですから、まさにすぐれもの!と思います。
30分間、子どもたちの集中力がかけることなく飽きさせないまま、ノンストップで流れるように次々とわらべうたは進行してゆきます。特に年長さんは、マスターすると飽きる面がありますから、毎回メニューを工夫します。
子どもは基本的にエネルギーが余っています。保育士や教師はどう燃焼させてあければよいか課題のなか、わらべうたは、エネルギーを燃焼させてあげるのに本当によい活動だなあ~と思っています。
あけぼの幼稚園(長野)では、年長・年中組が一緒に遊びますから、いわゆる縦割りです。メニューを事前に考えていきますが、直感的にできそうだなっと思ったら、やってみます。すると、年中組にはちょっと難しいわらべうたでも、年長組を見てまねをしながらできてしまうから、感動ものです。
先月もそうでしたが、それまでは「楽しかったー」とハイタッチしてお部屋に帰っていきました。それも嬉しかったのですが、ここのところ「えーっもうおわり~!」と残念がる声に変化してきて、さらにうれしいことです。
もう一つうれしいことがありました。
古牧の年長組さんです、終わりの挨拶のあと遊戯室を並んで出ていきました。ところが以前もそうだったんですが、耳を澄ますとあれ?〝わらべうた”が聴こえてきます。
前は〝おちゃをのみにきてください~♪”の合唱だったんですが、今日は"こどもとこどもがけんかして~♪”です。
「あっ!そういえば、この歌 今日やらなかったんだ~」と思いました。
その日やらなかった歌をだれかがなにげなく歌い始め、するとだれかが呼応し、みんなが大合唱するという現象です。
お部屋に戻る途中でそれが起こるわけです。
私としては感動しないわけにはいかないですよね♪
教師側の教材としてのわらべうたから、子ども自身の主体的な遊びへとわらべうたの力がもっていってくれる。そんな道筋を感じてなりません。
そしてわらべうたが集団をまとめ共同体をつくっているともいえます。
いつも本当に感心してしまいます。
子どもたちは、その年齢よりちょっと難しいことに挑戦するとき、目が輝きます。〝チョッパーチョッパー”とゴム跳びをしたとき、年長組より年中組の子どもたちの目が輝いていました。
「あーこの遊びは年中組の発達にピッタリなんだ・・・」と思いました。
担任の先生方の表情も、最近は楽しそうにニコニコされています。
小さい頃、遊んだことのない若い先生方に、楽しさを体で感じとって頂きたい。教材としてのわらべうたの力を知って頂きたい。
そんなふうに思います。
実は、これは、〝本来のわらべうた”ではありません。
本来わらべうたの集団遊びは、大人が参加せず、子どもが主体的に子どもだけで遊んでこそです。
〝わらべうた”の特色それは、
テンポのいいメニューのゆたかさ、流れの導き方、一つひとつが感心するほど、子どもの本性と発達を見定めた活動になっています。最終的には、子どもたちだけで主体的に遊べるようにが目標です。
H27年11月10日 はらやま