いつも〝たっぷりの愛情を~♪” とお話ししていますが、
1歳半をすぎると 〝天使が悪魔に変わる”くらいに
自我が芽生え ママのいうことを聞かなくなりますね(笑)!
順調な発達です♪
昔のひとは
〝ゴムのように”
などと、しつけをたとえたりしました。
ひっぱったりのばしたり、
ほめたり しかったり
バランスをとりながら子育てするとよい
ということですね。
もちろん愛情をベースにです。
その他にいわれているのは
- 結果だけでなく、努力している途中もほめる「がんばってるね!」
- シテミセテ イッテキカセテ サセテミテ ホメテヤラネバ ヒトハウゴカジ(山本五十六)
- 「いまはやだよ」でがんじがらめにしない。いけません。まだです。はやくしなさい。やめなさい。だめ。よしなさい。
- からだの甘えは受け入れ、物欲は制限する。
外山滋比古先生は
しつけといってもべつに難しいことではありません。
こどもが、いいことをしたら、すかさずほめ、感心しないことをしたときは、いけません、とだけ言って知らん顔をするのです。
ー著書 「子育てのヒント」よりー
平井信義先生は
- 一歳から一歳半を過ぎると、自己主張が始まります。自分でやる!と言い張ると禁止が多くなります。そのとき禁止が多く叱りすぎると、意欲の乏しい子どもになってしまいます。「自発性」の発達がとまってしまいます。そのとき親として大事なことは、ゆったりとかまえ、子どもにまかせて、じっと見ているーという態度です。一時期なので、じっと我慢して、根気よく待ってあげることが大切です。
- 1歳半から2歳の子どもは、激しく泣いたりかんしゃくを起こしたりすることがあります。これは自己主張の現れであり、自発性が順調に発達してきていると見てよいでしょう。その点を理解していませんと、悪い子として叱ったり叩いたりして、人格形成にゆがみを与えることになります。しかし、お菓子やオモチャがほしいーといった物質的要求に対しては、きちっと制限をする必要があります。親は態度を変えないで、ダメだということをわかってもらうことです。1歳から2歳のときにきちっとけじめをつけておくことが、わがままを防ぐのに役立ちます。
- からだの甘えは受け入れ、物欲は制限する。人格形成のうえで、まず第一に、家のなかに楽しい雰囲気が作られていることが、子どもの情緒安定に役立ちます。できるだけ子どもと楽しく遊ぶ機会を多くしましょう。遊んでいる間に、いろいろ甘えていると思われる行動が見られますが、それを受け入れてあげましょう。甘やかすとあとで困るのではないかと思ってそれを拒否するようなことがありますと、情緒が不安定になります。子どもを甘やかすーというのは、飲食物やオモチャなどを欲求されるままに与えることです。それははっきりと断る必要がありますが、行動での甘えはいくらでも受け入れてあげてよいのです。もし、からだで甘えようとしない子どもがいれば、親子間の情緒的な結びつきができていないと考えて、楽しく遊んだり、添い寝をしてあげましょう。
子どもと楽しく遊ぶために!
〝わらべうた”をどうぞ、家庭のなかに取り入れてみてくださいね。来月は12月15日(火)です。
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はらやま