現役保育士。
その頃に戻って、わらべうたをしてみたい♪
山梨県の保育士研修会の後、
“わらべ歌のリズム、やさしいふれあい遊びが、子どもと保育士をつなげてくれますね”とメールを頂いたことは、先日の日記で書きましたが、それから、ずっと気になっている。ずっと引っかかっている。なぜか?
自分が保育士だった頃、
わらべ歌のリズムで、子どもとつながれなかったからだ。
もう、かれこれ35年も前の話。
例えば、下の写真はお昼寝中で、
各家庭へ連絡帳を書いている。
寝る前に、一人ひとり抱っこして、
わらべうたを歌いかけたら、どんなふうだっただろう~
私も子どもたちも
きっとすごく幸せだったに違いないー
〝ねんねんねやま〟の子守唄を歌ったら、
どんなふうだったのだろうー
ほんとに幸せだったに違いないー
そのころの私は、
学校で習った保育の知識を全開させて、
〝頑張ってやるぞ!〟と張り切っていた。
やっていくうちに、
学校だけの技ではあまりにも
手持ちが少なすぎることに気づいた。
でも、方法も見つからず、
まあ…皆そうなんだろうと、
考えた。
年少組や未満児にピッタリのスキンシップのふれ合い遊び、というものは、学校では全く教えていなかった時代であった。
次第に、行事やカリキュラムに追われ、
疲れていった。
葛藤がでてきた。
保育を楽しめているか?
見失っているものはないか…
自分はどこにいて、どこに向かっているのか…
優秀でもなかったので、
結婚を機に保育士をやめた。
あの頃にもどって、
保育士と子どもの心を結ぶ、
わらべうたを、
もう一度やり直してみたい。