NO.446 長野あけぼの幼稚園でわらべうたの時間10月

「勝ってうれしい はないちもんめ~♪」子ども達は夢中で遊びます!解放の喜びにあふれています。
「勝ってうれしい はないちもんめ~♪」子ども達は夢中で遊びます!解放の喜びにあふれています。
わらべうたで9人の輪ができたら、「花になろう!」誰かが言いだし、自主的に花になった子ども達~
わらべうたで9人の輪ができたら、「花になろう!」誰かが言いだし、自主的に花になった子ども達~

 

 

年少のたんぽぽ組さんは

〝おおかみさんいまなんじ〟

を初めてやりました。

 

 

担任の先生に

  「♪ラソソラ  ラソラソラ~」

で歌ってください。

と同時進行で突然お願いしてみました。

すると…

さすがですね

すぐにはっきりしたキレイな声で歌ってくださいました。

 

 

この時期の子ども達は

鬼ごっこが大好きです

きゃー!

って本当にうれしそうに逃げていきます(笑)

 

 

 

年長のきく組さんは

満面に笑みを浮かべて

「はらやま先生ー」と手を振って

遊戯室に入ってきました!

〝やる気満々〟です。

 

 

どんな遊びがきても

やってやるぞー

的な(笑)勢いで入ってくるので

ちょっと可笑しいです。

 

 

 

わらべうたへの期待感が

半端ない!!

ということなんだと思います♪

 

 

 

うれしさで興奮していて~~

最初にやった〝はないちもんめ〟の

手をつなぐ場面がとぎれとぎれだったので

「い~い。わらべうたには手をつなぐというルールがあります。

手をつながないと楽しく遊びができないんですよ。」

と一言。

すると〝一を聞いて十を知る〟ように

すぐに手をつないで

夢中で遊びが始まりました。

 

 

 

私の方法は

たとえば「体育ローテーション」のように

テンポよく体を動かし

ほとんどノンストップで30分間遊びます。

さまざまな身体機能を

まんべんなく発達させることになっています。

また、これは、

積極的にからだをふれ合わせることでもあり、

子ども同士のコミュニケーションを図っています。

 

 

 

(本当は、次の段階では、子どもだけで主体的に遊ぶということに

入りたいという思いもありますが…)

 

 

 

エネルギーを発散し夢中で遊び

声をそろえて「ありがとうございました!」

の終わりの挨拶をしてくれました。

通常ならこのまま

列を組んでお部屋に戻っていくのですが…

 

 

 

一人の男の子がいきなり

「はらやま先生、

 ぼくたち

 大きくなりましたか?」と質問してきました。

 

 

 

わぁー

びっくりした!

 

 

 

「はい。すごく大きくなって驚きました。

(心も体もね~)

出合ったのは年中さんでしたね。

本当に大きく立派になって…」

 

 

突然の質問に

ちょっと涙ぐみましたが

気を取り直して

「じゃあね~」

と荷物をまとめていると

またも…

 

 

「はらやま先生、荷物をお手伝いします!」

子ども達は玄関まで私の荷物を運んでくれました。

 

 

 

玄関先で

こっそり尋ねる

「先生の指示ですか~?」

「いいえ…」

担任はニコニコして首を横に振りました。

 

 

えー

主体的言動だったんですねー

かなり感動し!!

ハンドルをにぎり帰途についたのでした。

 

 

 

2016年10月6日    はらやま