わあ~
こんなところで
会えるとは…
庭の草取りをしていると
ずっと
会いたかった
ジグモの巣に遭遇しました!!
へえ~
会わせてくれたんだね神様
↑
梅の木の根もとを見ると
縦に4本、ジグモの巣が出ています
いつだったか
お年寄りの傾聴をしたとき
〝ジグモの巣をすり傷に貼って治した〟
という話が
大変興味深かったので
子どもの頃にみたジグモに
もう一度ぜひ逢いたい!
と、思っていたところでした
ウィキペリアによるとジグモは
せっそくどうぶつ
もんくもこう
くももくじぐもか
じぐもぞく
に属する地上性のクモである
と、何やら怪しい
大正生まれの
90代の方の話は
次のようでした ↓
「南天の木の下に行けばあるからな、取って来いよって、おばあさんにいわれてね・・・転んでヒザ小僧をケガしたときなんか~取りに行って貼ったもんですよ。傷が治るまで貼っておくんですが、不思議ですよ~治るんですから・・・南天の木の下にいつでもあるからホント不思議なんですよ、笑!」
えー‼
あれを貼るの?
地蜘蛛は泥だらけ、という
印象しかなかったので
どうしても
信じられませんでした
小学校のとき、兄が理科の個人研究でジグモの研究をしていました。母親のアドバイスで二人でやっていて「いいなあ」とうらやましく思っていました。きっと私のときも母は手伝ってくれるだろうと楽しみにしていました。が、やってくれませんでした。
あの研究は、木の種類、場所、数を調べていたような気がします。「見せて!」って言ったのに、兄はちらっとしか見せてくれませんでした。人生のどこかで必ず見てやるぞ!と思って生きてきたのです
あれから45年・・・
とうとう見つけました
嫁いできた家の
梅の木の根元に・・・
↓
よし!
詳しく観察してみよう!!
内側のキレイな幕を
傷に貼るっていってたけど…
ははは
本当に大丈夫?
蜘蛛の身体が触れていたとなると…
薄気味悪いじゃぁないか
この流れでいくと~
次に発見できるのは
〝つちのこ〟か!? 笑
新しいものをつくり出すには、過去の経験や観察などによって得たものを組み合わせて発明する〝改良的想像力〟と、天才と呼ばれている人たちだけができるヒラメキやインスピレーションによる〝独創的想像力〟の二つに分けられるらしい
もしかしたら、この地蜘蛛の幕は今、医療現場で使われている〝傷フィルム〟のさきがけであり、この地蜘蛛の幕を傷に貼る発想を再構成し発明にいたったのが〝傷フィルム〟なのかもしれないー。ふと、そんなふうに思いました。
よーく思い出してみると、おてんばだった私は、小学校4年生(s44)の登山遠足の前日、自転車で急こう配の坂道を猛烈なスピードで下りダイビング。両膝に大きなケガをおいました。 肉がでて出血が止まりませんでした。楽しみにしていた遠足を断念するところでしたが、かかり付けのお医者さんが、「ドイツから入った新しい物があるから試してみよう!」と、 ヘアースプレーの様な、中からセメダインみたいなものが霧状に出て幕をつくる代物を出してきました。 いわゆるそれで保護するわけです。 セメダインの上から、包帯をぐるぐる巻きにして、綿の白いトレパン(伸びちじみ無し)をはいて、登山遠足。 結果、歩き始めてすぐに血はにじみだし、帰りには両膝が真っ赤に染まっていたのです。 不幸にもそのセメダインが肉と包帯を付けるノリの役目をしてしまうという最悪な事態に・・・。 包帯をはがすときの痛みはすさまじいもので肉もちぎれるほどでした。
やっかいなことをしでかしたと親からは怒られ、兄たちからは馬鹿にされて散々な目に…。
あのころ、現代の〝傷フィルム〟があれば、「ぎゃ~~」と悲鳴をあげることなく、傷が治るまで貼っておくことができたのに。
話が長くなってしまいましたが、地蜘蛛の幕を傷に貼ることを天才的な誰かが〝独創的想像力〟で考えだし、そこから医療関係者が〝改良的想像力〟でセメダインスプレーを発明し、そして改良に改良を重ねて現代の傷フィルムになったのではないか?…と仮説です。
想像力ってすごいですね!
ナポレオン・ヒル博士は、想像力は人間が思いついたあらゆるものを具体化する〝工作室〟のようなもので、想像力は、人間の心のエネルギーを〝富〟に変える工場!と言っています。
人間にできて
人工知能にできないのは
想像力!
IT時代に、これからの子どもの教育を考えるとき、やっぱり想像力を伸ばしてあげることが大事だと思います。
2017.5.2 はらやま