【年少組】
今日は、長野あけぼの幼稚園で〝わらべうたの時間〟がありました。 いつものように元気いっぱいの子ども達です。
子どもの発達に合った遊びを考えるとき、『機微を見つめる~心の保育入門~山田真理子 著』のなかで、3歳児は、自己主張と攻撃的なものを遊びの中で発散できる、そんな保育計画を導入して欲しいとあります。鬼ごっこなどはピッタリの遊びです。
わらべうたには、たくさん鬼ごっこがあります。3歳児にちょうどいい『おおかみさん今なんじ』『トントントンなんのおと』それに、強い巨人になって歩く『どっちんかっちん』を組み合わせて、楽しく遊びます。
『どっちんかっちん』はもともとある〝わらべうた〟に、振り付けをして遊んでもらっています。手を振りかざし、足を踏みならすその中で、自分の攻撃性を昇華してゆきます。子ども達は生き生きしています。瞳が輝いてゆきます。↓
山田先生は著書のなかで、さらに続きます。 攻撃性は活動性の源でもありますから、攻撃性を抑えずに、発散させてあげることで正義感が育つだけでなく、仲間意識も高まりやさしさにも繋がっていきます。攻撃性は活動性になり、悪者をやっつける、弱いものを助ける、困っている人を助けるという、優しさと正義感にもなるのです。と書かれています。
まったくの同感です。
『トントントンなんのおと?』とは、年中・年長でやる『あぶくたった』を年少向きにアレンジし、短くして途中からやることを考案しました。たくさん年少で遊んでから、年中・年長で『あぶくたった』に入ると、期待感と喜びがひとしおです。
3歳児の発達に合った〝攻撃性のものを発散できる鬼ごっこ〟という点でも、ピッタリ合った活動となっています。
【年中組】
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年中組で『あぶくたった』をやっています。子ども達は生き生きと楽しんでいます。
あれっ?窓の外から、アッピーちゃんクラスのお母さんが、2、3組覗いています。 みんな楽しく「わらべうた」で遊んでますよ~♪ どうぞ、安心してくださいねー。