わらべうた〝おちゃをのみにきてください〟は挨拶の遊び
わらべうたの
〝お茶を飲みに来てください〟は
もともと大縄跳びの歌でした
この先100年も…200年も大きな働きをしてくれる〝わらべうた遊び〟です。
少子化時代の教育再生という意味でも、コミュニケーション能力が育成できる恰好の遊びです。
楽しくローテーションをしながら『礼』を身に付けることができ、保育にとても役立つ集団遊びです。
ー挨拶できっちり礼をする習慣ー
- 挨拶できっちり礼をする習慣は、自分の心をコントロールすることと繋がっている。と、齋藤孝先生は数々の著書のなかで書かれています。一礼して握手をするという「礼」をとることによって、感情は沈静化する。これは、「礼」という外部のものに自分の行動をはめ込むことで、感情をコントロールしているということです。
暴走する感情を、心だけでコントロールするのはとても難しい。だからこそ、決まった行動に従うことで心を整えることができる。型としての「礼」には、とても大きな価値があるとのことです。本来「礼」というのは、他の人を気遣う行為であり、心。「礼」というのは、「心の型」なのだそうです。
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また、文化人類学の鈴木晶子教授は、〝挨拶〟は、社会の秩序を安定させるという側面をもっていて、人と人との関係性を保障していく、コミュニケーションとして重要な働きをもっている。そこに人間の思いが言葉になることで、空気を震わせ、現実世界に何らかの影響を与えることができる。そんな大切なものだと定義しています。
- 千田琢哉さんの著書には、私たちが人生のなかで〝終わりなき成長をしていく〟ためには『相手よりお辞儀を深くする』ことが大切だと書かれています。偉い人は、概してお辞儀が深く、下っ端は、概してお辞儀が浅い、さらに最底辺層になると、そもそもお辞儀をしない…のだそうで、この事実が社会の縮図となっている。まずは、「うわっ、この人のお辞儀は深くて美しいな」という人を見つけてマネることだ。と書かれています。
- 『 さようなら』→左様ならば
- 『ごきげんよう』→どうぞ御機嫌よくあらせますように
「挨拶って気持ちいいね♪」ってことを身体に覚えさせてくれる遊びなわけです。 〝わらべうたの時間〟がとても充実します!!
未来を創ってくれる子どもは、私たちの大切な宝ですから ↓