〝和と洋どちらが欠けてもつまらない〟
それが私達の答えです。っていうのは、某ホテルのおせち料理のコピーで。伝統を重んじながら国際要素を取り入れている、
現代のおせちということですがー。
かつて、文明開化の時代、西洋から入ってくる文化はこの上ない素晴らしいもので、音楽において日本のわらべうたなどは『気味の悪いもの』として禁止されたそうです。まさか(笑)ですが…本当らしいです。
私は最近、世の中で『気持ちの良いもの』とされている〝モーツァルト〟をしつこく何回も何回も聴いています。ボケの頭の治療に専念しているわけですが、続けていると… 全くの素人にも何かがわかってくるから不思議です。
モーツァルトとわらべうた♪
〝和と洋どちらが欠けてもつまらない〟
これは私のいちばん新しい気持ちです。
〝モーツァルト交響曲第40番〟第1楽章を口ずさんでいたら、93歳の方が「あら、それ知ってる。何だったかしら?」と遠い目をされた。「知ってるんですか?」と私。「ええ、主人がよく聴いていたもので…」と仰った。モーツァルトということを伝えると「ああ、そうだ!」と懐かしそうにされた。 シ♭ララ シ♭ララ シ♭ララ~ 二人で歌った。哀しみのシンフォニー。私たちの心…と亡くなった御主人の その二つを繋げたモーツァルトは~今も生きている。
第3楽章は、競走馬サラブレッドの登場を思わせる壮大な曲。一日の希望に満ちあふれているような曲なので、朝、出勤前に聴くと 堂々と職場に行くことができます。 オグリキャップやキタサンブラックのように、ヒーローになれるかも…そんな淡い期待を抱かせてくれる曲です。有馬記念で〝キタサンブラック〟やりましたね~!感動のラストランでした。血統が良くなくてもできるかも!と大変勇気づけられました。
第4楽章になると ターラッタティーラ タラリラ タラリララー ターラッタティーラ タラリラ タラリララーと始まります。「えっ!なんで?」急に…と、ふざけた感じの意外なメロディに、とても愉快な気持ちになってきます。人生はなんでもありなんだ、とモーツァルトに言われているようです。いろいろ挟んで、もう終わったかな…と思っていると、最後に〝これでもくらえー的に〟バーンと、タラッタティーラを聴かせるてくるので ほんと大爆笑します。そんなにしなくても、ターラッタティーラのことわかりましたから~って感じです。
セレナード第13番アイネ・クライネ・ナハトムジークはとても有名な曲です。〝フラミンゴ〟を思い出すんです! 途中から〝リス〟も登場してきて面白い。「あ!リスがきた」って勝手にイメージをふくらませます。〝子どもの頃から動物園をよく見せておくとモーツァルトに役に立つ!〟と最近その考えが固まってきました、笑。特に鳥系。インドクジャク、キンケイ、フラミンゴ、ハクチョウ、ツル、オシドリ、ペンギン、ペリカン…わあ^^楽しい~
(近年ステルンナイメール博士の研究によると、特定のメロディが分子レベルで生物に作用を及ぼすことが発表され、解明が今後も期待されているらしいです)
2017年12月26日 はらやま