NO.604 古牧あけぼの幼稚園でわらべうた

 

6月1日

本日古牧あけぼの幼稚園で

〝わらべうたの時間〟がありました。

今年度初のわらべうたです。

 

 

 

年少組、年長組のみなさんと

たくさん遊びました。

(ひばり、せきれい、はと、つばめさんです)

 

 

 

年少組さんは

 

ダイコンつけ 

ダイコンつけ 

うらがえし

 

からスタートです。

 

 

 

裏と表を

リズムと身体で覚えます。

 

 

 

裏と表の

身体感覚を

遊びで身につけるわけです。

 

 

 

世の中には

裏と表が存在しますが…

のちのち、

そんなことにも

通じていく身体感覚だと

考えます。

 

 

 

裏がえる身体感覚

というと

「なべなべそこぬけ」で

からだをねじりながら

ひっくり返って

裏が表側にでる

みなさんご存知の

わらべうたもありますね。

 

 

 

二人組で遊べるように

なるのは

年少組の終わりころですから

「なべなべそこぬけ」

「どんどのみず」

などは、年中組、年長組で

やっています。

 

 

 

 

写真が無くて残念ですが

本日は、年長さんで

「うさぎうさぎ」

「なべなべそこぬけ」で

裏がえりのわらべうたをしました。

 

 

 

え?「うさぎうさぎ」って

童謡じゃないんですか?

 

 

 

と、ご質問があると思いますが

そもそも、

 

 

 

♪うさぎうさぎ 

なにみてはねる 

じゅうごやおつきさん 

みてはねる

 

 

というのは

〝わらべうた〟でした。

 

 

 

「じゅうごやおつきさん

みては~ね~る~」

 

 

 

↑と童謡になったとき

伸ばしてしまったので

歌の終わりに

ピョンピョンピョンと

跳ねる遊びができなくなったと

阿部ヤエさん(わらべうた伝承家)

教えてくださいました。

 

 

 

美しい〝うさぎうさぎ〟を

わらべうたの世界に

どうにか…

戻したい!と

考えていました。

 

 

 

去年から

〝なべなべそこぬけ〟の動作が

〝うさぎうさぎ〟の歌にピッタリだから

案外上手くいくかもしれない、

そんなふうに秘策を練っていたのですが…

 

 

 

とうとう

本日、やってみることができました!

 

 

 

するとどうでしょう~

 

実にぴったりとマッチしたのです。

 

 

 

古くからの日本のうたと

〝裏がえり〟が 

大げさですが

ため息がでるような

涙するような

そんな感動がありました。

 

 

 

子ども達は

裏がえるとき、

ちょっと笑います。

そして2回目で

戻ったとき

嬉しくて飛び跳ねる子もいて

最高でした!

 

 

 

日本の平和を意識できる

そんな

可愛い「うさぎうさぎ」でした。

 

 

 

 

志賀高原の野ウサギ
志賀高原の野ウサギ