NO.620 誰もいない実家、あやうく蜂に…

 

 

 

一人暮らしの家主は

すでに…

施設で暮らしている。

 

 

 

たくさん語り合ったことを

思い出して

キュンッとした。

 

 

 

  

暗くなってから実家に到着し

ガス栓をまわした。

今夜一晩お世話になります!

わぁー!

 

 

 

暗闇で触ったのは

ちょっと見、蜂の巣だった。

 

 

 

どうしよう~、、、

触った触った、蜂の巣に触ってしまった~

まさかの、スズメバチか?

おいおい(自分でつっこみを入れる余裕はある)

腰を抜かしそうになりながら

ガス栓をあきらめ

家の中に逃げ込んだ。

 

 

 

あわてて兄に状況を電話で知らせ…

その夜は

水道栓も、ガス栓もあきらめ

ペットボトルの水で過ごした。

 

 

 

とにかく

明るくなってから

正体を見極めようではないか。

 

 

 

方法論はいろいろあるが

攻撃されたらアウトだから

活発に活動するまえに

裏口からこそっと荷物を出して

巣のある場所を通るのは

一回のみ

最小限にするべきだ…

そうだ、そうだ、そうしよう

段取りをしながら

眠りについた。

 

 

 

次の朝

恐る恐るのぞいてみると…

蜂の巣の正体は

足長バチだった。 

黄色スズメバチに似てるけれど

巣が違うから足長と断定しました)↓