かれこれ9ヵ月前になります。
幼稚園と小学校の交流保育に
〝わらべうた〟を計画しているので
内容のアドバイスをお願いしますと
あけぼの幼稚園の
主任先生に声を掛けられました。
交流保育はうまくいき
そのとき参観された先生方から
寄せられた感想を後日
頂戴しました。
〝わらべうたの底力〟を
示している
貴重な感想だと思いましたので
是非読んでください ↓
【交流保育でのわらべうたの感想】
2017.12.6
- わらべうたが子ども達の心、大人の心(参観されていた方)を和らげた。途中から園児と一年生が一体化して見えた。
- わらべうたの持つ魅力は、わらべうたの世界に自然と引き込まれること。全ての子が一つに包み込まれること。
- 繰り返すことで、最初は様子を見ている→保育者のフォローを待つ→能動的に動けるようになっていった。
- 仲間集めをしたが人数が多くなってしまった。誰が抜けるのかというのは保育者にとっては子ども達の関係が悪くなってしまうのではと心配なところ。しかし、今日は抜けた子を誰も責めないし、自然に抜けて入ってきた子を自然に受け入れていた。
- なべなべそこぬけ…園児と一年生が一緒のグループで誰と誰との間を抜けるか考えようという時に〝対話〟で方向性を決めようとしていた。教育要領が変わり大切になってくるのは〝対話〟である。今日の活動の中に大切なことがたくさん入っていた。
わらべうたには、〝人との関わり方〟や〝集団生活のルール〟を学べるよう、さまざまな工夫がちりばめられています。
小学校以前にやっておかなければいけない、子どもの社会性がうまく育たず危機に瀕している現状からも、ルールをもった集団遊びの衰退をくい止めなければいけませんね。
その他にわらべうたは〝仲間意識〟や〝帰属意識〟を高め〝結束力〟も育みます。クラス運営にもってこいの教材です。
はらやま