NO.657 わらべうたずいずいずっころばし、ごま味噌ずい

 

 

 

こんばんは

はらやまです

 

 

 

先日

飛騨高山の朝市で

なんと!

「ずいき」を発見しました♪

 

 

 

うわぁ~ずいき!

大きな声に

店のおばあちゃんも

びっくり

(ずいきがどうかしたかね?、という顔をしていました)

 

 

 

古いところでは

「姉さん、事件です!」という

テレビドラマのセリフを

使いたい心境です

 

 

 

 

 

 

わらべうたの伝承を

していると

「ずいずいずっころばし」の

由来をお伝えする機会が

何回もあります

 

 

話しているうちに

〝ずいきのゴマ味噌あえ〟を

食べたことがないのに

食べているような

錯覚に陥ります

 

 

 

ずいずいずっころばしのストーリー】

  • これは鬼きめの唄です。由来には諸説ありますが、一説には、昔むかし江戸時代お茶を京都から江戸まで運ぶ宇治茶道中があったわけですが、ある農家でずいきゴマ味噌あえを作っていると、表を宇治茶道中が通りかかりました。驚いた家の人たちが急いで奥へ隠れます。昔は子どもが行列の前に飛び出したら容赦なく斬り殺されてしまう時代です・・・。静まりかえった納屋では、ネズミが米俵を食べる音や、井戸端ではあわてて茶碗をかく音が聞こえます。息を殺して隠れているうちに宇治茶道中は去っていきました。という、武家時代の農民の鬱積した深層心理を歌った唄という一説があります。

 

 

ずいずいずっころばし

ごまみそずい

ちゃつぼにおわれて

とっぴんしゃん

ぬけたらどんどこしょ

 

たわらのねずみが

こめくってちゅう

ちゅうちゅうちゅう

おっとさんがよんでも

おっかさんがよんでも

いきいっこなーしよ

いどのまわりで

おちゃわんかいたの

だあれ

 

 

【遊び方】

  1. 4~5人で輪になって座り、両手を軽くにぎって前へ出す
  2. おやは歌いながら、みんなのこぶしに人差し指を入れて回る
  3. 歌の最後のだぁれの「れ」で、おやの指がこぶしに入った人が次のおやになる

 

 

 

 

 

「あの・・・ずいきって何ですか~?」

(質問すると)

 

 

「あぁ、里芋の茎だよ

これは〝赤ずいき〟だからいいよ

ポリフェノールとかね

体にいいよ

ざっと洗ってね

少し水に浸しておくといいかも

だし醤油で煮て食べるといいよ」

(とのこと)

 

 

「ごま味噌あえにしようと

思うんですけど・・・」

(わたしが言うと)

 

 

「ああ、それは美味しいかもね~」

 

 

 

帰宅後、

やってみました ↓

 

 

 

 

 

 

 

赤ずいき、

水に浸しておいたら

赤ワインのような

色水がたくさん出ました

(もしかしたら、赤かぶの従姉妹!?)

 

 

 

 

 

 

 

そういうわけで

ずいきのゴマ味噌あえに

思い入れの強かったわたしが

とうとうずいきを

食べた日記でした

長々と申し訳ありません

お付き合いありがとうございました

 

 

 

歯ごたえがあって

かなりいけます!

満ち足りた気持ちになりました

 

 

 

 

 いもむしごろごろ泣いた