ほとんどのお医者さんの
待合室には
本が置いてあります
私のかかり付け医の
待合室にも
本が置いてあるんです
いつもなぜかヒュ~~
同じ本に手を延ばすのですが・・・
その本は
吉野裕子著
『陰陽五行と日本の文化』
大和書房です
花粉症の薬をもらいにいって
今回も自然と手が延び
パラパラと読んでいると
「はらやまさ~ん」
「はーい!」
わあ・・・
いいところ・・・
(足がなく、両手を重ね合わせて下に垂らし、柳の木の下に丑三刻にじっとしている女。これで幽霊のイメージは完成する。幽霊の出を告げるヒュウドロドロ~。死者と生者は棲み分けが必要だが、そんなことにおかまいなく、とにかく此の世に出たがるのが幽霊である。その心を汲んだ人々は、幽霊の出る軌を、音によって決め、出易いようにしてやった。それがヒュウドロドロで、まず、ヒュウは笛の擬音。ドロドロは太鼓の擬音。である。)
どうしても続きが
読みたくなって・・・
今回、とうとう買ってしまいました、笑
そういえば、私の街にも幽霊のでそうな場所があります・・・
もうかれこれ30年くらい前でしょうか
地元の新聞に
川辺を整備して
〝蛍の公園〟 を作ったので
お出かけ下さい、とありました。
自分が子どもの頃に
蛍狩りにでかけた
あの感動を再び~と
早めの夕食をすませ
子ども達を連れて
見に行きました。
到着すると
辺りは静まりかえり
見学者は一人もいません・・・
ひんやりとした空気があります
ほんとにここでよかったのかなぁ?
不安がよぎりますが
でも、せっかく来たのだからと
階段をおりて
ゆっくり進んで行きました…
急に辺りが暗くなり
何かいるな、、、と
感じさせる異様な空気が・・・
冷気?いや、霊気!?
レイキ!?
蛍どころではありません。
恐ろしさに後ろも振り返らず
走り出しました。
「ねえ、おかあさんどうしたの?」
「何でもないよ・・・」
「なんで帰るの?」
「何でもないの!…」
こんなときタイミングわるく
おぶっていた末っ子の
長靴の片方が脱げてしまいました!
おかあさん~どうしたの~
「何でもないったら!」
ふるえる手ではきなおし
河川から階段を必死で駆け上り
一目散に帰宅しました。
あー驚いた~くわばら、くわばら・・・
そのときの恐怖を
帰宅してから義父に話すと
ははは、あそこは
むかし首切り場だったんだ
そのあと、避病院もあったなあ~
え~~っ!!
主人がポツリ言った
あそこ、俺が小さいとき
火葬場もあったよ・・・・・・
(最近、気づきましたが、いつのまにか蛍の公園の看板は取り払われていました)
2019/04/18
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