NO.716 白い花について「陰陽五行と日本の文化」吉野裕子著より②

 

 

 

 

こんばんは

はらやまです

 

 

 

 

花が美しい季節となりましたね

我が家のボタンの花も

咲きだしました~

 

 

 

 

 

 

 

 

突然ですが

 

 

 

 

私は、庭を

ホワイトガーデンまでは

こだわりませんが

を基調にして

花を植えています

 

 

 

 

理由は

  • 白を見ると疲れがとれる
  • 白い花を見ると気持ちを沈静化できる
  • 仕事で遅く帰宅しても白い花は暗闇でも鑑賞できる
  • 月明かりに応答するのは白い花
  • 他の色の花とも相性がいい

 

 

 

 

 

 

 

 

〝白い花〟について

『陰陽五行と日本の文化』吉野裕子著

によると

〝夜会の花〟は白い色に限っている

と書いてあります

 

 

 

 

陰陽五行では

茶室の花には古くから

かなりの制約があって

夜会には花はタブーとされて

いたのですが

紹鷗と利休によって

白い花〟のみ許可されたのだ

そうです

 

 

 

 

へえ~、ですね

 

 

 

 

 

 

 

本文より

  • 陰陽五行において陰陽のバランスはもっとも重視され、利休が茶会に白い花に限って用いることにしたのも、その色を「白」に限ることを妥協点として、花という陽のものを陰の茶室に持ち込むことを以て、陰陽のバランスを図った。
  • 茶室は小宇宙と考え、一年の構造はそのまま一日の構造でもあるので一日の夜は、一年の「冬」をかたどり、茶室を小宇宙とすれば、夜会に花は理に合わず、古来、夜会に花はタブーとされたのである。しかし紹鷗と利休は古来のタブーを一部変改し、白色の花に限って是を可とした。

 

 

 

 

 

 

 

 

一週間前に

運転免許証の書き換えで

中央警察署にいってきました

 

 

 

 

 

30分のビデオ講習があり

夜間の歩行者は〝白い服〟を着て

歩いてください!

とやってました

 

 

 

 

 

暗闇のなかで目立つ色は

やっぱり白だよね~!

と思ったわけです・・・

 

 

 

 

 

京都で当時の茶室を見学してみると

かなり〝薄暗い〟ので

(豆電球くらいの明るさらしい)

〝夜会に白い花〟は

暗闇に映える理由でも

理にかなった話ということに

なります

 

 

 

 

 

2019.5.18 はらやま

 

 

 

【過去ブログ】

 

  紫の花について 陰陽五行③

 

 

 

 

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