こんばんは
はらやまです
「陰陽五行と日本の文化」を
読んでの
感想ブログです
紫の色は
宇宙を表現する至高の色
ということが
書かれていました
推しである
嵐の松潤のメンバーカラー
も紫色です
読んでいくうちに
松潤のメンバーカラーは
やっぱりこの色でピッタリだなと
思いましたのでご紹介します
この本から、考えたことはたくさんあって、このブログは第3弾「紫の色について」です。
【過去ブログ】
- オバケについて
- 白い花について
- 紫の色について
P23から紫色の推理として
紫は何故、至高の色か?宇宙の実相を示す色は「紫」である。何故、紫が宇宙を表現する至高の色なのか、以下はその推理である。と、始まります。
武田鉄矢さんが
ラジオ「今朝の三枚おろし」で
おっしゃっていました
本を読むことは本と話すこと
「えーうそっー」とか
「そんなこと あるんだ」
「あっ!この気持ちわかる」
「うまいなぁ この表現」
とか、実はあれね本と話すんですよ!と。
まさに、私にとってこの本『陰陽五行と日本の文化』は、〝本と話す〟面白い想像力を掻き立てられる本でした。
本文からご紹介します
【 】内は私のつぶやきです
- つまり紫色は宇宙そのもの、また宇宙の中心を象徴する色なので、これにまさる尊貴の色はない。紫とはこのように確乎とした理、あるいは法則の上からいって高貴な色なのである。単に感覚的にこれを高貴な色として片づけ去ることはできない。
【わぁ、やっぱり紫って高貴な色なんだね。松潤のメンバーカラーは紫だよね】
- 源氏物語の作者、紫式部は、作品中に紫色が頻出するから、「紫式部」といわれた。桐壺帝、桐壺更衣、藤壺中宮、紫の上(幼い頃の通称は若紫)である。桐にしても藤にしてもその花の色は薄い紫色で、けっして濃い紫ではない。色でいえば「濃き」に対しての「薄き」である。
【そういわれてみれば、そうか】
- 紫は、陰陽・水火・黒赤を統合する間色で、濃紫・太極象徴の至高の色であって、けっして生半可な薄色の紫ではない。
【そう、なんですね】
- 紫式部は何故、薄紫のみを殊更に選んで、登場人物の名に冠し、その象徴としたのだろうか。要するに数において宇宙象徴の絶対数「55」を避けたのと同様の心遣いが、ここにもまた働いたと考える。ことさらに太極の色としての濃紫を避けたのは、自分の創出する人物像は、いずれも架空、絵空事(えそらごと)の世界に生きる者であって、それらによって織り出される事件も、事象も、共に事実ではない、しかもなお、それらはこの世の真実である、という作者の自負、覚悟の程がこうした数、色を頻りに選ばせるのである。『源氏物語』は単に興味本位の小説ではない。彼女の意図は深く広大な現世の描出にあったが、しかもここに語られる世界は彼女の心によって捉えられたもので、真実ではあっても事実ではない、という哲学の所産である。54の帖数も、薄紫の色も、共に彼女の内心の「誇り」と「謙遜」、この二つの互いに矛盾する心情をはらんでいるものである。陰陽五行を推理の鍵とする時、『源氏物語』の構造の基盤として、まず浮び上がってくるものは、この「帖数」と「色」と私は思う。
【へぇ、陰陽五行を当てはめるとこうなるんですね。紫式部はきっと、吉野裕子さんの推理をとても喜んでいると思います】
※本文では、『源氏物語』の構造の基盤の推理として、宇宙の象徴の数『55』についても、興味深く書かれていますが、長くなりますので触れませんでした。(松井秀喜さんの背番号「55」とか、欽ちゃん次郎さんの「コント55号」とか関係あるのか?気になりますが・・・)
さて
で、何が言いたいの?という
結論です
一番言いたかったことは、嵐の松潤のメンバーカラーです。アイドルグループは自分のカラーをもっていることが多いのですが、松潤は、紫色なわけです。今までアイドルのメンバーカラーに注目したことはありませんでしたが、この本を読んでから、松本潤さんのカラーは、やっぱりこの色でピッタリだなと、紫は宇宙の実相を示す色、至高の色であるのだからなと、それが言いたかったブログでした、笑
長々とお付き合い
ありがとうございました
2019.5.24 はらやま