こんばんは
はらやまです
今日は、古牧あけぼの幼稚園で
わらべうたの時間がありました
今年度、初のわらべうたです
カリキュラムのなかに
〝わらべうた〟を
取り入れて頂き、はや
5年目となりました
今日も
育ちに良い場面が
たくさんありました
あぶくったったの鬼ごっこでは
つかまったら
鬼にならなければいけない
嫌いな子とでも
手を繋がなければいけない
という
小学校以前に
やっておかなければいけない
簡単なルールを身につけます
そのときに
葛藤があるわけです
つかまる悔しさや
情けなさ、挫折感など
それらを乗り越える
チャンスをつくってくれるのが
わらべうたです
今日は2名の男子が
泣いてしまいました
泣いてしまうという
集団遊びの自然な姿は
カリキュラムとしてやっていると
なかなか
お目にかかれない場面ですので・・・
担任に自分で乗り越える
とても良いチャンスだから
そっとしておいてくださいと
助言しました
みごとに
わらべうたの時間が終わる頃には
いつもの表情に戻っていました
ひとつ乗り越えた
とてもすっきりした表情に
なっていたのです
わたしはいつも
カリキュラムという
限られた時間のなかで
どのように
わらべうた本来の
教育力を出していくか~
その方法を考えています
鬼ごっこをすれば
私や担任が介在するなかでの
遊びになります
大人の目がある集団遊びと
大人が介在しない集団遊びは
育ちに格段の差があります
鬼になりたくて
自らつかまる子どもが
多いやりかたでは
わらべうた本来の目的が
達成できません
年長組になり
子ども達の成長の力もプラスし
〝わらべうた自身の教育力〟に
ゆだねてみた
すると・・・
カリキュラムのなかで
集団遊びとしてのわらべうたが
できる限りの
社会性を育む力を発揮してくれた
そんな
本日の〝わらべうたの時間〟
でした
2019.5.27