こんばんは
はらやまです
道野正 著
〝料理人という生き方〟を
読んでみました
これは、先月
メンタリストDaiGoさんが
激押ししてた本ですが・・・
『本が売れて 予約が取れなくなるのが心配です
メンタリストDaiGo』
という
メンタリストの
キャッチコピーに
まんまと
動かされての購入です!笑
私は『わらべうた』を伝承して
いますので
文中の〝料理〟という文字を
〝わらべうた〟という字に
変換すると
さらに
料理人という著者の
〝一つのことをやり通す人〟の
生き方が
見えてきました
ページを進めれば
進めるほど、私も
現状でストップせずに
これから もっと!
頑張らなくては・・・
という気持ちにさせられます
いろいろな場所に
持ち歩いて
読んでみました ↓
諏訪
京都
長野
本文から少しご紹介します
【ミチノ会のこと】p182
- 思い通りの人生の人なんてそんなにいない・・・まさか料理人になるとは思わなかったな。でも、ぼくは最後まで料理人でいようと思います。それが、ぼくの選んだ生き方だから。(↳ この後にも文章はつづきます。このページを読んでいて胸がキュンとしました。すごく素敵なページだなと思います)
【フランス料理についての考察】p170
- 日本人が日本で作り、主に日本人が食べるフランス料理とは何なのか。そんなものに意味があるのか。その答えをいつも探しながら、ぼくはもう40年近く、いわゆるフランス料理を作り続けてきました。(↳ 確か、世界のクラシック音楽会で頂点に立つ指揮者の小澤征爾さんも、テレビのインタビューで似たようなことを仰っていたのを思い出しました。『東洋からきた指揮者がどこまで西洋音楽を理解できるか、それは終わりのないゲームだ』と。深い・・・)
【伝統と革新】p26
- ぼくは一つの方法を思いつきました。それは、メニューの左右を別バージョンにすること。左側に「独創」、右側に「伝統」。それに従って料理を考える。それは2年くらい続いたでしょうか。でも、その中間のような料理もあるわけです。次第にその境界があいまいになり始めたので、これはいつしかなくなりました。(中略)ある法則に気づいたのも、それを廃止する一因でした。それは何かというと、例えば思い切り斬新な料理を連発した翌月は、必ず伝統的な料理に戻る、ということ。(↳ わらべうたをやる者としても、必ず「伝統」への自分の考えをまとめる時期が訪れます。墨守という言葉がありますが、墨守ばかりに力を入れると、ニーズが減ってしまうので、難しいところです。)
【キンメダイとつぼみ菜のコンフィ、玉葱のピューレとユズのピューレ】p58
- 結局、飛び切りのものを作り上げるには、経験と勘が必要になります。すなわち、だれでもそこそこのものができるようになったけれども、最高のものは職人の手が生み出すのです。では、そのような職人になるにはどのようにすればよいのか。たゆまぬ努力、自分の食に対する哲学、そして美意識なのではないかと、ぼくは思います。(↳ 料理ということばを〝わらべうた〟ということばに変えて読むページでした。すると、いろいろなものが見えてきました。)
【食べてみたいと思った料理】
- 昆布じめにした宇和島の鹿、ハマグリの出汁で煮たキャベツ p211
- 利休の鯛 p192
- ノエル(クリスマス)のデセール p140
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自分の今後に
たくさんのヒントを
もらうことができました
きっと皆さんの方向性に
パワーをもらえる本だと
思います
ぜひ、読んでみてください
はたして
この本から受けた感動を
エネルギーに変えることが
できるのだろうか?
もう、若くない・・・
2019年6月8日 はらやま
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