こんばんは
はらやまです
今日は長野あけぼの幼稚園で
幼稚園公開
〝あけぼのらんど〟がありました
小さいお友達と
〝わらべうた〟の
親子ふれ合い遊びを
たくさん遊びました
古牧あけぼの幼稚園の
アッピークラスに
通う子どもさんも
ご参加下さっていました
私の歌うわらべうたを
積極的に覚えようとする
幼い姿に
本当に嬉しくなりました
40分間わらべうたで
遊んでから
古牧あけぼの幼稚園へ移動し
次に在園児の皆さんと
カリキュラム
〝わらべうたの時間〟を行いました
今年は、わらべうたの集団遊びで
役交代遊びを
丁寧にやっていきたいと
思っています
いつも丁寧にやっている
つもりですが、さらにです
保育をする私たちが
この遊びによって
子どもの何が育っているのかを
意識し合いながら
頭の中で育ちの瞬間を
一つひとつ確認できたら
最高です
季節的に〝ほーたるこい〟を
やっています ↓
年中組になったばかりの
子ども達ですが
初めてやる遊びを
ルールを守って楽しく
遊んでいます
虫かごの中には
蛍が(模型)
入っていて
電池で光っています
【役交代遊びで育つもの】
わらべうたの役交代遊びは、歌が終わったところで役割を誰かに渡し、その後釜に入る。役を渡された子は役を演じる。という小学校以前にやっておかなければいけない、子どもの社会化に必要な 簡単なルール感覚が、楽しく歌のリズムとともに学べます。
- ルール感覚
- リズム感
- 体を動かしながら歌うことの喜び
- 日本文化の体験
- 役割を責任をもって果たす力
- 保育者や友達と一緒の心地よさの体感
- 互いを認め合う
- 自信をもつ
- うまくいかないことの体験
- 周囲の友達と積極的にかかわる力
- 気持ちの共有
- イメージの共有
- 同じ目的意識をもつ力
- 充実感、達成感、挫折感、葛藤
たくさんのものが
育ちます
こちらは
鬼ごっこをしている場面です
生き生きとした姿を
ごらんください ↑
現代の子ども達は
エネルギーがありあまっている
状態だといわれています
うまく発散する回路をつくって
あげる意味でも
わらべうたの〝鬼ごっこは〟
大変よい遊びです
1年半くらい前だったと思いますが
NHKの『くうねるあそぶ』という
番組で
小学生にアンケートをとりました
好きな遊びの一番人気は
ゲームを超えて
なんと!
〝鬼ごっこ〟や〝かくれんぼ〟
だったのです
今、WHOにより子どものゲーム依存が
精神疾患の「ゲーム障害」に
認定されました
(2019年5月31日読売新聞)
中高生の依存が増えていると
私も知っていましたが
同記事では
小学生低学年にまで
広がっていることが
載っていました
鹿児島市の医師の調査で
18年度小学1~3年生の
男子20%
女子13%に
「ネット・ゲーム依存の疑い」
があったのです
同記事には対策として
子どもがゲームで遊ぶ時の
ルールを
対話で決めるという方法が
〝乳幼児期からの予防〟として
載っていました
対話を継続することは
なかなか続かない・・・
というのが私の考えです
じゃあ、どうすればいいの?
ということです
乳幼児の頃から
人と関わって遊びたいんだ
という〝親子遊び〟
幼・保・小の10歳くらいまで
子ども同士が群れて遊ぶ
〝集団遊び〟の楽しさを
とことん身に付けさせる
そういうことが
大事だと思っています
子どもの発達に詳しい島根県の
小児科医・中島匡博医師は
「乳幼児から小学校低学年に
かかる時期は
人と直接ふれあい
五感を使って遊ぶことが
心身の発育にとって
極めて重要」と指摘する
と、同記事にありました
ますます、わらべうたの
教育的効果が再確認される
時代となってきているのですが
(しかし、まだまだわらべうたの力は認識されていません)
急いでサポート体制を
確立しなければ・・・
2019/06/10 はらやま