こんばんは
はらやまです
今日は
古牧あけぼの幼稚園で
わらべうたの時間を
行いました
うぐいす、つばめ
はと
の年中・年長クラスでした
夏休みが明けても
まだまだ暑い日が
続きますね
でも、子ども達は
本当に元気です!
集団的な行為としての
わらべうた遊びは
帰属意識を高め
学校やクラスなど集団の
結束力が増すことが
わかっています
まあるくなーれと
輪になることは
仲間意識を育成します
一緒に恐い体験をすることで
たしか・・・
心理学では「つり橋効果」といって、相手を好きになるという効果もあったはず。鬼ごっこなどのわらべうた遊びを一緒にやることで、クラス運営がうまくいかないわけがないと思うのです。
あーぶくたったは
日本の文化を
体で表現する
コンパクトなストーリーです
起承転結といった
ストーリー性があり
演劇的性格をもっています。
遊びながら
「うれしい」「楽しい」「怖い」「驚き」「喜び」などを体験します。
わらべうた 【あぶくたった】のクライマックスは↓
あずきを煮て
出来たから
戸だなにしまっておいた
夜中に何か音がする
「え?」 「何?」
トントントン
何の音?
風の音
あーよかった
トントントン
何の音?
波の音
あーよかった
トントントン
何の音?
おばけの音!!
キャー
明治大学教授の齋藤孝先生は、大学の教職課程で中高教員の養成に従事されていますが、著書『子どもの集中力を育てる』の中で〝子ども達が他の子どもとからだがつながっている感覚をもっているか?それが幼児教育を見るときの私の視点です〟とおっしゃっています。
子どもに伝えるべき、生きていく力の根本として「まねる力」「段取り力」「コメント力」の三つをあげ、この根底にあるのが「まねる力」であり、この感覚は、かつては集団遊びを通して学んだものだとはっきり書かれています。(集団遊び=わらべうたです)。自分の知らない遊びであっても、まねる(技を盗む)という力をもっている子は、遊びの流れの中に、まず飛び込む、その流れの中でルールを覚え、いつの間にか、自分も遊びの一員となっています。こうした力があると、今後どのような世界に放り出されても、何とか生きていくことができます。その世界の流儀に合わせることができると、何とか食っていける、ということです。流れに乗りつつ「まねる力」は、社会への対応力の基本と言うこともできます。子どもも、先生も自然に伸びるという環境の根底には、この「まねる力」を引き出す教育メニューがあるのです。(齋藤孝 著『子どもの集中力を育てる』より)
「まねる力」を引き出す
教育メニューである
集団遊びのわらべうたを
これからも
たくさん遊んでほしいと
思います
2019/09/04 はらやま