こんばんは
はらやまです
親子を結ぶ絵本は
かけがえのない大切な
ものですね
読書は
心を豊かにし 思慮深い
人としての能力を
育みます
その、さきがけとして
絵本をたくさん
読んであげたいと思います
お母さんや
お父さんが
幸せな気持ちいっぱいで
子育てできるよう
絵本は
お手伝いしてくれます
実家へ帰省し
図書館をのぞいて見ると
『おつきさまこんばんは』が
複数並んでいました
『おつきさまこんばんは』
1986年発行
林明子作
福音館書店 です
孫が6ヶ月の頃
でした
大人が「おつきさま」
と言うと
「こんばんは」と
得意そうに ちょっと笑って
おじぎをするので
皆でかわいいと
喜んだのを思いだします
保育園の先生に
毎日、読んで頂いたのでしょう
そして芸も仕込んでもらった
に違いありません
絵本ってすごいなあ・・・と
ことばと仕草が
一緒になっているのですから
まさに1986年に完成した
わらべうただ!と
思いました
(私はわらべうたを伝承しています)
子どもは
絵本を読んでもらいながら
人と世界につながろうと
しています
(『絵本のある子育て』というこどもの本の童話館からでている冊子に書いてありました)
これがまさに
そういうことなんだと
思いました
- 月はきれいだということ
- 夜になると出てくるということ
- 夜のあいさつは「こんばんは」ということ
人間は昔から大切なことを
物語に託して
語ろうとしてきて
それが、現代では
絵本や本になっている
のだそうです
先日、お盆に孫が
帰省しました
孫はもうすぐ3歳になります
皆で駅前に食事に行って
電車をおりると
空には
きれいな月が出ていました
ほぼ満月です
「わあ、お月様~」
私がいうと
孫がそっくりマネをして
「わあ、おつきさま」
といって
うれしそうにぴょんぴょんしていました
いつもは
寝ている時間です
「たぶん初めて見たんじゃないかなぁ?」
息子がいいました
みんなで歩いて
月をみつけて
「おつきさまだ、おつきさまだ」
っていうのが
その子への
人生への励ましだという意味のことが
その冊子に書かれていますが
とてもよく理解できます
ずいぶん深い感じではありますが
とにかく
『おつきさまこんばんは』が
赤ちゃんにふさわしい絵本
であるということは
実体験でわかった次第です
2019/09/11 はらやま