こんばんは
はらやまです
メンタリストDaiGoさんが
おすすめする
『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』
を読んでみました
p155に大事なことが
書いてあります
だいたい本は
最初と最後に重要なことが
書いてあるけれど
良書かどうかは
パッと真ん中を開いて
みるとわかる
DaiGoさんが
YouTubeでいっていたのを
思いだしました
パッと開いてみました
良書です
つぎに目次に目を通して
みました
この本の伝えたいことは『ストレスを力に変えると、逆境がその人を強くし、人生が意義のあるものに変化する』ということだろうか?
まん中辺を
読んでみましょう
第3章 ストレスの欠如は人を不幸にする
P155 わたしが学生の自殺から学んだこと
2006年に大学で『心理学入門』を著者の教授が担当し、2007年からその授業を受け始めた男子学生が、冬休みのあいだに自殺しました。マクゴニガル教授、ご自身の体験談です。その学生の死因は知らされなかったものの、成績評価が保留状態になっていたこともあり、著者はひどく落ち込みました。自殺の原因はおそらくスタンフォード大学に入学して最初の学期に思っていたほどよい成績が取れなかったことを苦にしたせいではないかと、ネット上でも憶測が飛び交っていたそうです。もしかしたら、うつ病などの心の病気を患っていたのかもしれないけれど、もっとしっかり手をさしのべて、ちゃんと声をかけていればこんなことにはならなかったかもしれない・・・。それから何年もたって、著者はあのときの経験によって、自分の教師としての姿勢がどれだけ大きく変わったかはっきり気づいたそうです。
人は大変つらい出来事があると、苦しみを誰かに打ち明けて自分の弱さをさらすのが嫌で、ひとりで黙って苦しんだりしますが、そういう方法ではダメなのです。できることなら過去を変えたい、あんなことがおこらないようにしたい、と思う気持ちは変わらないとしても、勇気をだして、あなたにとって大切な人と話し合いをすると(あなたにとって大切な人という人選と、どんなふうに話し合うかは重要なポイントで他ページに詳しく書いてあります)、私たち人間は、ほかの人の目を通して、自分の持っている力に気づくことがあるわけで、ストレスを避けていたのではそこから前にすすめません。いま、こんな大変な思いをしているのも、大事な目的があるからだと、思い出すことができるのです。ストレスを避けると不快な思いをすることは減りますが、人生のチャレンジや意味も見失ってしまいます。心理学者たちは、ストレスを避けようとすると、充実感や、人生に対する満足度や、幸福感が、著しく低下してしまうことを突きとめました。さらにストレスを避けようとしていると、「つながり」や「帰属」の意識が薄れ孤立化し、うつ病になる確率が高いことも実験結果でわかったそうです。心理学では、これを「ストレス生成の悪循環」と呼んでいるそうです。回避的な対処方法に頼っていると、ますます悪循環に陥りストレスの元はかえって増えて、追い詰められていくみちすじがあるそうなのです。
苦しいけれど
ストレスを避けずに
受け入れたほうが
生活が向上すると書いてあります
ストレスは悪い面だけではなく
人生に深い意味を
みいだせたり、成長したりと
よい生き方に
役立つというのです
↳ストレスには良いストレスがあることを、わたしは以前TEDで知りました
コツは面白がって
実験(実践)してみることで
早く変化できる
のだそうですが
↳誰かに側面的に支援してもらわないと難しそうですね。ストレスといっても大小さまざまあるし、まず、人に打ち明けるという課題がありますね。友達に打ち明けたことが逆に心的外傷になるケースもあります。メンタル、心の不調を感じていても、誰にも相談できない。でも、そうしたほうが、人生に意義をみいだせてストレスを力に変えることができると書いてあります。打ち明ける人を選ぶことも大事と書いてあります。
マクゴニガル教授は
主張ごとに科学的根拠を提示し
ストレスマインドセット介入という
方法をすすめています
教授は、たしかに本書に出てくるすべてのアイデアが、あらゆるストレスや苦しみに対して効果があるとは保証できません。(中略)しかし、わたし自身、大切な人の死や、慢性の痛みに向き合えるようになり、飛行機恐怖症も克服することができましたとおっしゃっています
【受講生たちが語ってくれた体験談】
- 配偶者の死をようやく乗り越えることができた
- 長いあいだ苦しんできた不安症に向き合うことができた
- こどものときに虐待を受けたことも含めて、つらい過去を受け入れられるようになった
- 失業から立ち直った
- がん治療を耐え抜くことができた
ストレスの良い面を見て
ストレスを受け入れると
このような過酷な状況でも
役立つらしいのです
この本を読んで
救われる人は多いな・・・
と思いました
↳私はふと、教授の体験談に出てくる 自殺した学生の幼少期の育ち?が気になりました。愛された経験はどうだったのだろうか?(日本的にいえば「充分、甘えられたのだろうか?」となりますが、アメリカなどには「甘え」という概念がないらしいのです)。この本を通して書いてあるマインドフルネスは、おおよそ理解できましたが、これについては幼少期の育ちが上手くいった人に当てはまる内容だと思いました。もちろん教授も、そこは分けて論じていると思いますが。幼少期に育ててあげるべき健康な心の核ができていての、ストレスを力に変えて人生を意味づけ、深く捉えて行けるのだと思います。自殺した学生は、一生という荒波を 乗り越えるための「安全基地」という後ろ盾ができていたのかな?と愛着形成ができていたのかな?と少し気になりました。IQの高い人が必ずしも成功せず、忍耐、自制、熱意、意欲などのEQはどうだったのかな?と。
- いま、日本で精神疾患のために医療機関を受診する人は、年間348万1000人(平成29年調べ)
- うつ病100万人時代といわれ、せっかく復業しても再発する人も多いそうです
ぜひ、メンタリストDaiGoさんの
おすすめする
『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』
を読んで人生のヒントに
してみてください
2019/09/13 はらやま