こんばんは
はらやまです
小学校に入ると
怖い話に興味をもつ時期が
あると思います
私も
従姉妹の家に遊びに行って
怖い話をしてもらうのが
大好きでした
結局は、怖くて泊まることに
なってしまうのですが・・・笑
さて、どんな話だったのかは
- 一年五組の一番目のつくえは呪われていて、つくえに耳をあてると「ここからだして~」と女の人の声がきこえる~とか
- わたしの家の木戸の辺りにだれかが猫を埋めたから、夜そこを通ると「ニャア・・・」となき声がきこえる~とか
笑、そんな程度の話です
度を超さない程度の
怖い話は、成長期の人間形成に
役立つ!というのが私見です
世の中は、怖いことがたくさんあると
教えておくことも大切です
ものね
- 怖い話によって社会を学ぶことができる
- 語り聞かせで、読み手と聞き手の間の愛着(心理学でいう吊り橋効果)、心の安定、生きる力
そういえば、わらべうた語り手の
安部ヤエさんを遠野に訪ねたとき
ヤエさんがこんなことを
仰っていました
『ちょつ ちょつ あわわ かえぐり かえぐり とっとのめ』のわらべうたの意味は、何でもひかえめに、ものはいわず、耳をかっぽじって聞き、目を大きくあけて見ろ、という一生大事な教えなんだと。
口うるさい忠告よりも
遠野では
語りや、わらべうたが
道徳や、礼儀作法を身に付けさせ
自分の身を守る教えだった
のだそうです
人さらいにあわないように
世の中には怖いことがいっぱいある
と教える、大人達の
導き方でもあったようです
私たちが、今、わらべうたの会で
やっている
『ちょちちょち あわわ
かいぐり かいぐり
とっとのめ』
とかなり違っています
- ちょつちょつで顔を隠し、あわわで口を三度たたく、かえぐり かえぐりは、耳を強くえぐるように二度回し、とっとの目は、目を人差し指と親指とで開き、相手をじっとみつめ、まばたきをした方が負けとうものです。
牧歌的な時代は終わり
掃除機をかけるあいだ
「公園で遊んできなさい!」という
ことが、安全ではなくなりました
子どもをむやみに怯えさせる
ことは避けるにしても
怖い話で、用心させることも
大事なのかもしれませんね
2019/10/28 はらやま