こんばんは
はらやまです
西岡壱誠 著
「東大読書」
東洋経済
読んでみました
現役東大生が書いた
この本の内容は
「読む力」と「地頭力」が
いっきに身につき
「早く読めて」「内容を忘れない」
「応用できる」
ホントは教えたくなかった!
ことが書いてあります
↳教えたくないって言葉のテクニックですよね、えっ!何なになに?教えてってなりますもんね
そのマル秘テクニックとして
まず〝情報を引き出すために
付箋読みをする〟というのが書いてあり
表紙をめくると
読書中に書いた「付箋」は
ここに貼って何度も見直そう!
と点線の枠が親切に
並んでいます
↳楽をして「読む力」や「地頭力」がつくポイントを教えてくれる本?(そんな甘い話ないですよね)。おや、やっぱり付箋に書き起こさなければいけないんですね。これはちょっと労力がいります。外山滋比古先生の「思考の整理学」に書いてある『カード・ノート』と似ていますね。例えば鴨頭嘉人さんは大事なところをみつけたら、カッターナイフで切り抜いてスクラップにして、あとの本は捨てるんですってね。1冊のなかの4%~7%が重要な部分なんですって。
途中ですが、
この本をなぜ買ったかは
TUTAYAで立読みし
パラパラと開くとちょうど
本の真ん中のあたりに・・・
東大読書
Point27
『本は「魚」であり、「身」と「骨」がある。
「骨」は言いたいことで、「身」はそれを補強するもの。
とありました
えっ、魚?
どういうこと?
私にとっては新鮮な『魚の例え』に
まず、興味がそそられ
再び装丁に戻ると
「読む力」と「地頭力」が
いっきに身につく
という文字が飛び込んで
もしかしたら~
主婦にもできるかもしれないな・・・
これは、買おう!と思いました
↳例えば、本をたくさん読んでいるメンタリストDaiGoさんが本を選ぶとき『著者というのは最初と最後に力を入れて書くので、一番力が抜けているはずの真ん中を読んでみて判断する』といっていました。それをマネして私も、偶然開いた本の真ん中辺りの「魚の話が面白かった」ので買ってみました。若者の言葉に変換すれば「真ん中が面白いんだから~全部おもしろいんじゃねーの」というわけです。
【本文から知ったこと】
- 地頭力は本の読み方を変えるだけで鍛えられる。地頭がいい人とは、さっと本質をとらえたり論理展開がクリアだったり、物事を多面的に捉えたり、知識を使いこなせたり、複雑なことを一言で説明できたりする人のこと。地頭は元から決まっているものでなく、途中からでも鍛えられる。それは本の読み方を変えるだけ。この本はそれを紹介している。
- 東大は、がんばって「知識の量」を増やしても合格できない大学であり「知識の運用能力」つまりは「自分で考える力」をとても重視する大学である。
- 「受身の読書」から「能動的な読書」にすることが地頭力を鍛える方法であり、なぜ?なぜ?なぜ?と、読み方を「本と徹底的に議論する」ように変えると良い。
- 本の良し悪しは、読み手によって変わる。一冊の本を読んで10を知り、自分の地頭力を鍛えられる人もいるし、なんにも得ることができない人もいる。変わらなければならないのは、「読み手」のほうである。読書術が変われば、読む本はきっと「いい本」になるはず。
- 時代を超えて読み継がれている古典というのは、時代を超えるだけの力、時代の流れに負けないだけの魅力がある。クオリティが高く、今を生きる上で役に立つ。
読者一人ひとりの
「スタート地点」も「ゴール地点」も
著者がいっているように
当然違います
遺伝子による「頭の良さ」や
「スタート地点」の違いはあっても
どんな人でも
「本の読み方」を変えるだけで
地頭力というのは
鍛えられるのだと
著者はくり返します
- おすすめの本がページの下に紹介されていて便利
- 重要な箇所にマーカーが引いてあってわかりやすい
諦めないでこの本を読めば
確かに読書のコツが
わかりそうだ・・・と
主婦にも
前向きに思える一冊でした
2019/11/22
DaiGoさんおすすめ佐藤優 著「読書の技法」読んでみました