こんばんは、はらやまです。
本日 、千曲市児童センター厚生員研修会で〝わらべうた講習会〟をさせていただきました。
午後1時15分~2時30分、ご参加ありがとうございました。
まさかの、長縄跳び(笑)。いつも、お若い皆さまにやっていただくのですが、自分がやる流れになってしまいまして(歳だけど出来るかな?どうする?頭のなかで色々迷いましたが)結果、帰宅後にズシンと全身打撲のような状態です(笑)。
児童館・センターからのご依頼は、
- 近年ますます児童の来館希望も多くなり、様々な遊びに触れる機会も増えました。しかし、昔ながらの歌や手遊び等に触れる機会が少なく、児童の保護者でも、わらべうたや手遊びを知らない人達が多い世代となってきました。今回の研修で、職員の資質向上を図るとともに、児童にもわらべうたに触れる機会をつくっていきたいと願っております。
でした。
日本の児童館事情は、増山均 著『学童保育と子どもの放課後』を読みました。 学童保育にはさまざまな問題が山積していて、目指すべきは、学童保育の充実・発展だけではなく、『すべての子どもの放課後生活を豊かにしていく』方向が目指されるべきなのに、近年それができなくなってきているのだそうです。
学童保育は教育的側面と福祉の側面を併せ持っていて、ただ無事に預かるだけでなく人格形成の大切な教育の場なわけで、学校と家庭の谷間を便宜的に埋めるものではなく、遊びを中心とした集団生活のなかでの人格形成をめざす、独自の教育の場であると、1968年子供白書を取り上げ強調されていました。
気になることは、「禁止事項」が増えているのだそうで、
- 近くに職員室があるから体育館でバスケット禁止
- キャッチボール、サッカー禁止(ボールが飛び出して迷惑をかけるから)
- カン蹴り禁止、木登り禁止、肩車禁止(ケガをする危険性が高いから)
- 紙ヒコーキ禁止(あとかたづけが大変だから)
- かくれんぼ禁止(指導員の目に触れなくなってしまうから)
なのだそうです。もちろん、すべての児童館や学童保育ではないですが、本来ただ無事に預かるだけでなく人格形成の大切な教育の場なわけなのに、子どもの自由世界・自治的生活が縮小し、安全管理の居場所づくりになってしまっているとのことでした。
色々と大変ですが、先生方頑張ってくださいね。 研修のなかでもお話しましたが、ひきこもり100万人時代。物質的には豊かだけど、生きるためのスキルとか要領を得られないまま、大人になってしまう人を減らすためにも、わらべうたなどの集団遊びの役割は大変大きいと思います。
お約束の〝どんどのみず〟の自作動画を貼っておきます。 まだまだ、お話したい思いや 子どもさんに遊んで欲しい〝わらべうた〟が、たくさんあります。
また、機会がありましたら宜しくお願いいたします。
本日は、ご参加 本当にありがとうございました。
2020/01/16 はらやま