こんばんは
はらやまです
本日、古牧あけぼの幼稚園で
わらべうたの時間がありました
うぐいす(年中)→
ひばり・ちどり(年少)→
かなりや(年中)
の順番でした
わらべうたの研究をされている
松本大学の安藤先生が
3回目の
見学に来てくださいました
終了後、安藤先生から
ご意見をお伺いすることも
ここのところ、楽しみとなっております
さて、コロナ禍のなかで
どんなふうにわらべうたを
カリキュラムとして
やっているのかについて
記録しなければいけません
数多もある
わらべうたを各年齢クラスに
伝える時に考えること
それは
〝わらべうたって何ですか?
どういうアピールするんですか?〟
と探って(わらべうたに聞いて)
何かのピースをはめると
その年少・年中・年長クラスが
〝とても生き生きする〟
〝育ちに貢献しているな〟
そういうことを
くり返しています
(実は、この言い回し back namber ボーカル 清水依与吏さんが先日、SONGSで作詞をするときに気をつけていることで話していたことをちょっとパクリました。〝わらべうた〟と同じだな、と思ったのでちゃっかり拝借してしまいました、スミマセン<(_ _)>)
特に、このコロナ禍で
ソーシャルディスタンスを
とりながらの
〝わらべうた!〟
どうやって遊ぼうか?と
頭をひねりました
前回8月
〝わらべうたはソーシャルディスタンス〟を
とったとしても
充分、楽しく遊べることが
わかりました
手遊び・体遊び・歌の力
わらべうたには、もともと子どもがうまく育つような、さまざまな特徴があります。あの手この手でアプローチしてくれます。
コロナ禍で、友達と手をつなぐこと、なべなべそこぬけや押しくらまんじゅうなど、わらべうたができなくても、そんなときは歌の力の出番です。歌はわたしたちの体の一番深いところ、海馬というところに到達するといわれ海馬というのは記憶力を司るところですから、非常に影響力がありますし、皆で声を一つにして歌うことで、わたしたちの体にあらかじめプログラムされている2拍子のリズムに働きかけ、子どもや保育者を癒やし愉快な気持ちに誘ってくれます。手遊び・体遊びで日本の原初的な歌やことばにふれながらリズムを刻むと、ゆうぎ室という一つの空間で気持ちが揃い、一緒にいたという仲間としての感情が育まれ、よって仲間意識・帰属意識などが育ちます。
大脳を刺激する遊び
諏訪東京理科大学の篠原菊紀先生の研究で、昔遊び、伝承遊びがコミュニケーションを円滑に行う前頭葉を刺激することがわかりました。本来、年中・年長クラスになると、運動的なわらべうたが多くなり、運動機能や社会性を育む集団遊びをたくさん行い、群れて遊ぶことの 育ちを目指しますが、新型コロナ対策のなかで自粛せざるを得ません。しかし、わらべうたには他にも驚くほどの育ちを促す遊びがあるのです。
本日行った内容(コロナ禍)
- 手足を打ち・床をならして創る合奏や顔遊び(たんたんたんぽぽ・どっちんかっちん・ちびすけどっこい・ばったんばったん)
- 布・道具など、素材から声や動きを引き出していく遊び(ちゅーりっぷしゃーりっぷ・たんぽぽ・うえからしたから・じーじーば・どんぐりころちゃん・すってんてれつく)
- 手遊びうた(きよみずのかんのんさま・ひらいたひらいた・ちいちゃんぱあちゃん・ひとやまこえて・こどもとこどもがけんかして・ちゃつぼ・だいこんつけ・むぎつきこってんしょ・てんやのおもち・いもにめがでて・いもむしごろごろ・だるまさん・あがりめさがりめ)
- 仕草遊び(あーぶくたった)
- 絵本(あんたがたどこさ・ちびすけどっこい)
- お手合わせ(おてらのおしょさん・やなぎのしたには)
- 足ジャンケン・ジャンプ(じゃんけんぽっくりげた・いちにいさんまに)
- 四股を踏み大地を踏みしめる遊び(ちびすけどっこい)
2020/11/16