こんばんは
はらやまです
多摩大学大学院名誉教授の
田坂広志先生の講演音源では
これからの社会というのは
超パンデミック社会であり
いついかなる
パンデミックがやってきても
それに耐えられる社会に
変えていかなければならない
コロナ危機が
仮に終息したとしても
いつ何どき
新たなパンデミックが
やってくるかもしれない
超パンデミック社会
そういう時代を迎えたんだ
と覚悟をして
対策を考えなければならない
ということでした
田坂先生の話は
いつ聴いても
体の中にスーッと
浸み込んできます
*
YouTubeで
久しぶりに田坂先生の
ご意見を聴いて
先生の本を
また、しっかり読んでみたく
なりました
蔦屋にいって
店員さんに
「あの、田坂広志さんの本が欲しいんですけれど…」
「題名は何ですか?」
「田坂広志さんの本だったら
何でもいいので
ある場所だけ教えてください」
「はい。そうしたら、
当店には今、1冊しかないので
それでも良かったら
ご案内します」
「お願いします」
(まてよ…田坂先生の本が
一冊しかないなんて
変じゃないか~
んっ、もしかしたら
これはその本を私に
何ものかが読ませるために
一冊のみにしたのでは
ないか?)
さて、どの本かな?
私は2冊著書を持っているので
被らないといいけれど…
「おみくじを引く」ような
神様のおつげを受けるような
楽しみにしながら
店員さんについて行きました
「こちらです」
店員さんが差し出したのは
『運気を磨く』
あなたは、「強運」であることに
気がついているか
心を浄化する三つの技法
田坂広志 著
光文社新書
でした
ITの未来を語らせたら
右に出る者がないと
いわれている
田坂先生まで
結局〝運気!〟ですか~?
私は、白状しますが
実は「運気!」が
大好きです、笑
店員さんに1冊しか
ないといわれて
「その本との出会いは
運命じゃ~ん」と
すぐにワクワクしてしまう質です
ちょっと、パラパラ
わあ~
やっぱり、すごいですよ~
「思考は現実化する」などの
成功哲学の本と
違う方法が書いてありますよ
未来論、社会論、組織論
人間論など
90冊あまりの本を出している先生です
その中で
今、この
『運気を磨く』ですから
心して読みたいと思います
急いで
帰らなくっちゃ~
*
序話では、この本を手に取られた、あなた。あなたは、「運気」というものの存在を信じているのだろうか。と、いきなり質問されます。
↳【私】実は、半信半疑です。「運気」は大好きなことばですが、なかなか「運気が上がってきた」という体験がないもので
【本文】実は、この「運気」というものは、いまだ、科学的には、その存在が証明されていない。現代の最先端科学によっても、それが存在するか否か、そして、存在するならば、なぜ、そうしたものが生まれてくるのか、いまだ、解き明かされていない。しかし、それにもかかわらず、人類数千年の永い歴史の中で、そして、この広い世界の中で、誰もが、この「運気」というものの存在を、信じている。なぜなら、人類始まって以来、無数の人々が、「幸運」や「不運」という「体験的感覚」を持っているからだ。
それゆえ、「運気」に関しては、古今東西、無数の本が出版されており、そうした本は、「運気」を向上させたり、「良い運気」を引き寄せるための、様々な方法が述べられている。もしかして、あなたも、そうした本を読まれたかもしれない。そして、そこで書かれている方法を試されたかもしれない。しかし、残念ながら、古今東西、多くの人々がこうした本を読み、そこに書かれている様々な方法を試してきたが、それらの方法が、あまり有効ではないと感じる人も多い。
↳【私】はい。いくつか本を読んでその方法を試してみました。実は、すごく驚いているんですが、『思考は現実化する』を始め、ポジティブになるとか、情熱的になるとか、頭でわかっても
そこまで出来ないなあ~と思うところがいくつかあって。外国人と日本人の違いってあるよね、なんて考えていたんです。相手の気持ちがわかればわかるほど、出来なくなるってことも多いし。忖度が邪魔をする、いっそ相手の気持ちがわからないほうが、どんどん事が運ぶんじゃないの?と思ったりしました。それについて、答えが載っていました!「無邪気」じゃないからいけなかったんですね。少し読んだだけで、バンバンと新しい考えが出てきます。すごいです!そういえば幼い子どもは忖度ってしない~
「良い運気」を
引き寄せられない
本当の理由について
序話は続きます
【本文】従来の方法は、いずれも、心の世界を「ポジティブな想念」で満たせば、「ポジティブなもの」を引き寄せ、「良い運気」を引き寄せるということを述べてきた。その考えは、決して間違っていないが、実は、ただ、心の世界をポジティブな想念で満たそうとしても、我々の心の奥深くには、すでに、ポジティブな想念を上回る多くのネガティブな想念が溢れている。そのため、そのネガティブな想念を消すことなく、ただ、ポジティブな想念を心の世界に持とうとしても、すでに心の中に存在するネガティブな想念の力が、ポジティブな想念の力を打ち消してしまうのである。
↳【私】う~ん…わかる気がする
【本文】そして、さらに大きな問題は、我々が心の中をポジティブな想念で満たそうと思っても心の不思議な性質がゆえに、むしろ逆に、心の奥深くにネガティブな想念が生まれてしまうことである。
↳【私】これはすごく重大なことです。まったく知りませんでした!だから、うまくいかなかったんだ~
次はもっと大事です↓
【本文】従って、我々が、本当に「良い運気」を引き寄せたいと思うならば、心の中をポジティブな想念で満たす前に、何よりも、心の中に数多く存在するネガティブな想念を消していかなければならないのである。そして、心の中をポジティブな想念でみたそうとするとき、心の奥深くにネガティブな想念が生まれない、賢明な方法を採らなければならないのである。
↳【私】これは、子育てにも関係する重要なことです。子どもの頃に「自己懲罰意識」や「自己否定意識」のようなネガティブな想念が子どもの中に植え付けられると、大人になって「良い運気」を引き寄せるためポジティブに行動しようと思っても、まずそのネガティブな想念を浄化することが先なので、「良い運気」を引き寄せることが困難になってしまうし、「悪い運気」を引き寄せやすくなってしまいます。子どもに「自己肯定感」を育んであげることって「良い運気」を引き寄せるためにものすごく大事だと知りました
このように、この本は
「良い運気」を引き寄せる
従来の方法とは
全く異なった
心の双極性を見据えた
方法が細かく
書かれています
【 帯からご紹介】
幸運は「不運な出来事」の姿をして、やってくる
古今東西で語られる「運気」を引き寄せるただ一つの条件/なぜ、「愚痴の多い人」から「良い運気」が去っていくのか/幸せになりたいと願いながら、不幸を引き寄せる人/なぜ、「未来」が見えるときがあるのか/我々の「未来」と「運命」は、すでに決まっているのか/「死後の世界」や「前世の記憶」「生まれ変わり」は、全くの迷信なのか/昔から多くの人々が信じてきた「神」や「仏」というものの実体は何か/なぜ、最先端の科学の知見と、最古の宗教の直観が一致するのか/なぜ、天才は、アイデアが「降りてくる」と感じるのか/なぜ、我々の心は、常に、ネガティブな想念に支配されているのか/「病気の克服」「才能の開花」「運気の向上」の三つが、同時に実現する技法/他人を非難し否定する言葉は、自分に戻ってくる/ネガティブな想念の多くは「人間関係」から生まれる/いますぐ実践できる、嫌いな人との「和解」の技法/人生の「解釈力」こそが「良い運気」を引き寄せる/なぜ、志や使命感を持つ人物は「良い運気」を引き寄せるのか/ネガティブな想念を生まない、究極の「祈り」の技法とは
*
読み終え
ずごい本だと思いました
今までの疑問が
お願いしてもないのに
ページをめくるたびに
「答え」として
導きのようにでてきて
「えー!」を連発してしまうほど
でした
今、コロナ禍になり
野放しになっていた
庭を少し手入れしていますが
この庭で作業をすると
すごく心がスッとすると
以前から
感じていました
これが、もしかしたら
田坂先生のいう
自然に身を浸す瞑想
自然と正対する瞑想に
近いのかもしれないな?
心の浄化になっているのかもしれないな?
と思いました
(先生は日常的に自然に身を浸すことが大事であり、従って、身近な公園や路傍の木々や花でもよいと仰っています。日常的にできる自然でなければいけないということです)
今まで、自宅の庭は
花を植えたりと楽しんで
いたのですが
介護で実家に住むようになって
実家の庭をみてみると
恐ろしいことに
ドクダミに制覇されていました
ドクダミをなんとか
しなければいけない
うどんを袋からだして
ほぐすように
根っこを 土から掘り出して
無心で時の経つのを忘れ
朝の5時から
昼まで働いていても
なんだか疲れがありません
ドクダミって
地下1㍍も網目のように
根っこが張っているんです;
↓
地中から掘り出したドクダミの根っこ
仕事が休みの日は
体を休めなければと
思いますが
逆にスッキリしていることが
不思議でした
もしかしたら…
これが、多少なりとも
先生のいう、ネガティブな想念を消す
浄化の作業になっていたのでは
ないか…と思いました
先生は、瞑想は「長さ」ではなく
「深さ」
一瞬、一瞬、我々の
心の中に瞑想の状態が
起こると
書いています
(「幸せ」も同じだな、と思いました
幸せも長さではなく
一瞬、一瞬の
深さですものね)
また
〝良い運気を引き寄せる〟ために
感動の言葉を日常的に使うという
説明で
レイチェル・カーソンの
「センス・オブ・ワンダー」
が出てきたことも
うれしかったです
以前、ブログに書いたことがあります
*
実は、私は以前から
田坂広志先生の講演禄を
YouTubeで聴いたり
本を読んだりして
この先生すごいな!って
田坂先生の仰っていることが
スッと入ってきていました
(以前、「仕事の技法」の読書感想ブログを書きました)
また、5年前ですが
のブログを書いたのですが
そのなかで
雲の形が龍に見えた写真を
いくつか載せました
田坂先生はこの
「雲の形が偶然、龍に見えた」
そういったパレイドリアって
ことも「良い運気を引き寄せる」
「コンステレーション」という
ふうに書いてくださっています
うれしかったです♪
先生の「運気を磨く」を
是非、みなさんも
読んでみてください