こんばんは
はらやまです
今日は、新学期初
〝わらべうたの時間〟を
行いました
あっ、という間の
カリキュラムに
「楽しい時間はすぐ終わる~♪」と
年長さんのことばです
いつも、できるだけ
盛り上がりを見せながら
次回に期待が持てるように
終わるようにしているのですが
さて、今日はどうだったかな?
〝わらべうた〟って
結構、運動量があるんですよ
研修会などで
先生方にお伝えすると
「疲れた~」といって
驚きます
実は、発散という意味でも
現代の子ども達に
大変よい遊びなのです
明治大学教授の
齋藤孝先生によると
- 現代の子ども達は発散できる場所がなく、エネルギーがあり余っている状態であり、私たちはうまく発散できる回路をつくってあげなければいけない
のだそうです
〝わらべうた〟には
乳幼児向けのものから
園児~学童期のものと
年齢にあわせた
たくさんの遊びがあります
このように
幼稚園で遊ぶ〝わらべうた〟は
社会性を育んだり
リズム感覚、運動機能の発達
言葉の経験、歌の経験
に役立ちます
また
〝人との関わり方〟や
〝集団生活のルール〟を
学べるよう
さまざまな工夫がちりばめ
られています
例えば
本日やった〝きーりすちょん〟は
- 歌が終わったところで、タッチして次の子どもに変わる
といった
ルール感覚が
遊びながら楽しく学べます
- キリギリスになる表現
- 歌に合わせてリズムよく跳ねるリズム感覚
- 友達の表情を感じるとる力
- 順番を守る練習
- 〝キリギリス〟を演じたという経験から、自然への興味を持つ
- 音楽(歌)の楽しさ
*
「きーりすちょん♪」と
楽しくてケラケラ 笑っている
子ども達の顔が
忘れられません
〝わらべうた〟は
遊べば遊ぶほどに
新たな発見ができてワクワク
します
群れで遊ぶことの
少なくなった子ども達に
それを取り戻すカギを握って
いるのは〝わらべうた〟
なのではないでしょうか~
2021.9.2