こんばんは
はらやまです
ときどきブログでも
ご紹介しています
言語治療の専門家
サリー・ウォード 著
「語りかけ育児」
という本には
赤ちゃんの言葉を豊かにのばす
ために
〝生まれたその日から
語りかけましょう〟
とあります
【本文より】
- 生まれたその日から、赤ちゃんに語りかけましょう。かけられたことばの量と、こどものことばの発達とは深く関係しています。早く始めるにこしたことはありません。理解できなくても、あなたの気持ちは声によってはっきり赤ちゃんに伝わります。それを通じてふたりの絆がはぐくまれて、一生を通じて心の健康にとても大切な役割を果たします。
- 赤ちゃんをなだめるのにも、声はとても効果的です。声によって、お母さんはいつでもあなたに答えてあげるわよ、と伝えることができます。赤ちゃんが一個のかけがえのない人間である、ということも、声をかけることで知らせることができるのです。
- この時期には何を話しても全然かまいません。いま起こっていること、たとえば「遊んでいるのね。クマちゃんを見ているの?」など、何でも語りかけましょう。私自身は生後3日めの娘を産院から家へ連れて帰る道すがら、あらゆる道路標識についてしゃべっていたのをはっきり覚えています。「子ども部屋の壁紙、緑色で動物がいるでしょ。お母さんは大好きよ。気に入るといいんだけど」といったことでもいいのです。
ポイントとしては
一日に30分だけ
赤ちゃんと集中して一対一で向き合うことです
赤ちゃんに伝統的な
わらべ歌やことば遊びを
聞かせることもとても大切です
母国語ではないことばでの
「語りかけ育児」は
できません
生後3ヶ月までは
わざわざ時間をつくらなくても
授乳やおむつ替えの時間を
長めにとって
その時間にあてればよい
とあります
【少し高めの声で話しかけましょう】
- 赤ちゃん向きの特別な言い方で話しかけましょう
- 短く簡単な文を使います。調子がとりやすいからです。「たかいたかい」とか「おひざにだっこ」とかです
- 声の高さは、ふだんおとながしゃべるより高めにします
- ゆっくりしゃべり、単語や文の間にちょっと休みをいれます
- くり返しを多くします。「おててにおゆび。いっぽん、いっぽん、もういっぽん」あるいは「ワンちゃんのおめめ、ワンちゃんのおはな、ワンちゃんのおくち」
- 赤ちゃんとしっかり向き合います。そうすれば赤ちゃんにさわってみずにはいられないでしょう。
- 語呂のいい言い回しを使います。「だーれがかわいい?○○ちゃん。そう○○ちゃん。○○ちゃんがかーわいい」
【くり返しをたくさんしましょう】
- あかちゃんは生まれたときからこういう話し方が大好きです。これは赤ちゃんにとっていろいろな意味で最も役立つ話し方なのです。
- リズム、声の大きさ、調子を大げさにすると、赤ちゃんはとても敏感に反応します。赤ちゃんの外耳道の大きさと形は、おとなよりも高い周波数に共鳴するので、おとなの高めの声が、ちょうどいいのです。赤ちゃんは生後1ヶ月までに、音楽を聞き分ける能力を発達させますが、それにもこの話し方が適してます。
語りかけの時間は
〝赤ちゃんに
はかりしれない恵をもたらし
お互いをわかり合うための
すばらしい機会になるはず〟
とあります
そして
〝語りかけ育児を実行することで
育児はやさしく楽しいものに
なるでしょう〟ともあります
どうぞ1日30分
テレビや音楽を消した
静かな部屋で「語りかけ育児」
ためしてみてください
語りかけに
わらべうたが良い!ということも
著書のなかに
バッチリでてきます ^ ^
そこも嬉しいのですが
人生の荒波を生き抜くための
自己肯定感の根っこや愛着形成に
この「語りかけ育児」が
役立つことが
なんとも素晴らしい!と思います
2022/01/03
過去ブログ↓
NO.462 語りかけ育児 0~3ヶ月 わらべうたのコミュニケーション