こんばんは
はらやまです
先日買った
アンデシュ・ハンセン著
『スマホ脳』
のなかに「他人は自己を映す鏡」
ということが書いてあって
ミラーニューロンについて
〝他者を模倣することで
学習する脳の神経細胞〟とあり
〝新生児に舌を出して見せると
真似をするのは、この
ミラーニューロンのおかげだと
考えられる〟
↳なるほど・・・
里帰りで産まれた孫も
しきりに真似をして
ベロをだしていました
わたしは〝わらべうた〟を
伝承しています
〝わらべうたは真似をする力が
鍛えられる大変良い遊び〟
といわれていますが
この〝ミラーニューロンを
鍛える大変良い遊び〟と
言い換えることができると
思いました
わらべうたの動作や
歌を習得するときに活躍する
脳の神経細胞、ミラーニューロン
ここまではいいのですが
さて・・・問題は次です
ミラーニューロンは
「他人がどう感じているか」を
理解する働きもあって
体性感覚野というらしい
例えば
ドアに指を挟んだ人の写真を見ると
自分の脳でも指を挟んだ人の
脳と同じような活動が
起こる
痛みまでは感じなくても
同じように嫌な気持ちになる
という箇所です
【本文より】
- ミラーニューロンはその人の体性感覚野を刺激することによって、他者の痛みを理解できるようにする。この領域を刺激するのは痛みだけではない。他人の喜びや悲しみ、恐怖もだ。つまり、自分の身体と心の間、そして自分と他者との間にも橋を架けるようなものだ。他人を理解したいという生来の衝動は心の理論と呼ばれる。他人の頭の中を理解しようとするとき、ミラーニューロンが重要な役割を果たすが、脳がどう働くのかははっきりとはわかっていない。ただ、判断を下すときに脳が大量の情報を集めることはわかっている。相手の発言だけではなく、目の動きや表情、仕草、態度、声の調子、さらにはその人に対する他の人たちの反応などが判断基準になる。脳はたいていの場合、これらの情報を無意識に処理し、相手の考えや感じていること、意図していることを体験理解という形で納品する。
これを読んで
じゃあ、今やっている
テレビドラマはどうか?
誘拐監禁のドラマが
やけに多い
残忍なシーンがあるドラマって
悪影響があるよね
私は嵐ファンなので
二宮くんの番組も
応援しなければ
いけないと思いますが
〝殺す〟とか〝始末する〟という
言葉が何度もでてきて
そのたびに怖くなります
ミラーニューロンの仕業
だったんですね
NHKの夜ドラ
〝卒業タイムリミット〟も
監禁の映像が怖いです
センセーショナルなものを
私たちの脳は好むらしく
視聴率はとれるかもしれない
けれど・・・
このミラーニューロンの話から
テレビドラマに
危機感をもちました
その点
松潤の〝となりのチカラ〟は
優しくて良い番組
だったと思います♥
友達も
「いい番組だったじゃないですか」
といってくれました
視聴率を狙って
センセーショナルな番組を作るより
子どもと一緒にほっこり安心して
観られる番組を
これからもたくさん作って
欲しいと思います
〝となりのチカラ〟だって
昼過ぎの時間帯にやったら
結果が違ったかもしれません
*
ノーベル平和賞を受賞した
マザー・テレサは
暴力的シーンや
残虐な映像などの影響を
受けないように
戦争反対集会には出ないで
平和集会にだけ出ていた
と読んだことがあります
マザー・テレサが生きていれば
「チカラさん頑張ってね」と
応援したに違いありません ^ ^
子どもの脳内イメージは
大人の責任!
〝朱に交われば赤くなる〟
その「場」の影響を
受けますもんね
松潤、となりのチカラさんを
演じてくれて
本当にありがとうございました
2022/05/06
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