NO.1115 新発見、百日草(ジニア)って こんなに可愛かったんですね~☆お盆の記憶 お花市 盆花

夏から秋までの百日という長い間咲き続ける花だから、百日草♪

中央に星があるなんて知らなかった ↓

 

 

 

こんにちは

暑いですね~

 

 

今年は、花壇に

百日草を植えてみました

 

 

私は昭和の人間ですから

ジニアというより

百日草というほうが

馴染みがあります

 

 

種から育てたので

どんな色に咲いてくれるのか

わからなかったのですが

 

 

すごく、可愛いです♪

 

 

百日草って

子どものころから夏の花壇で

みかけましたよね

 

 

学校の花壇にも

植えてあったような~

 

 

校庭の隅に

温度計の入った百葉箱っていう

白い木の箱があって

その下は芝生ですが

その付近に

百日草が植えてあった

ような記憶があります

(昭和の学校です)

 

 

今まで

ちょっと色あせている花

という印象があって

魅力を感じませんでしたが

 

 

最近の日本の夏は

酷暑です

 

 

植える花を選ばないと

枯れてしまいますからね

 

 

先月

インドネシアの技能実習生が

仰いました

 

 

「長野の夏は、インドネシアの

夏より暑くて、痛いです!」笑

 

 

インドネシアは

風があるから

暑さが和らぐけど

長野は暑さが

肌に突き刺さるんですってよ

~、笑

 

 

確かに!

灼熱といってもいいような

日中がありましたからね

 

 

4年前

ヒマワリを初めて植えてみたら

暑さで枯れてしまいました

 

 

夏ってヒマワリじゃ

なかったの~?

と、ガッカリした

のですが・・・

 

 

 

 

今日は、これからお墓参りです

 

 

来年は、百日草を

3袋くらい

大量に種まきして

お墓参りに持って行けるように

したいなと思います

 

 

昔からお墓参りや

仏壇に供える花として

全国に広まった花

なんですって

 

 

自分で種から育てた花を

お墓参りにって ちょっと

素敵ですよね

 

 

と、

ここまで書いて

 

 

ふと・・・

いけない事をしているのかも

と思いました

 

 

 

盆花を買わないことで

文化が衰退してしまう

かもしれない、と

 

 

説明します

 

 

実は、善光寺のある

長野市はお花市という

文化が古くからありました

 

 

盆の入りを控えた12日に

墓参りなどに用いる花を

農家などが露天で売るのです

 

 

夕涼みがてら

家族連れが買い求めに

中央通りに、くり出します

 

 

我が家でも

子どもが小さい頃から

ずっと恒例でした

 

 

「お花市行くよ~」と

おばさんが呼びに来て

皆で出掛けたものです

 

 

先祖を迎える恒例の行事

仏都・長野市というわけです

 

 

 

 

今から37年前

そのお花市で

大変な出来事が起こりました

 

 

私は2ヶ月後に

出産を控え

フーフーいいながら交差点を

渡っていると

 

 

「号外です!号外です!」と

新聞を配っています

 

 

なんだろう?

 

 

紙面を見ると

なんと・・・

御巣鷹山 日航機墜落事故でした;

 

 

乗客乗員524人のうち

志望者数は520人

生存者は4人という

大変悲しい事故でした

 

 

坂本九さんも

飛行機に乗っていて

亡くなったんですよね

 

 

お花市というと

このときのことが蘇ってきます

 

 

 

 

お花市の文化がない実家では

盆花というと

里山に採りに行くことになっていました

 

 

父と軽トラに乗って

末っ子の私が

採りに行くのが恒例で

 

 

父は座敷にお棚(盆棚)を組んで

採ってきた花を飾り

草で編んだゴザを設置し

仏壇を移しました

 

 

盆提灯を並べ

 

 

里山で採った盆花が

座敷にずらりと並んだ光景は

とても幻想的で

部屋は草の香りで

満ちみちていました

 

 

私が作った

キュウリとなすの

精霊馬を

祖母がやたらに褒めるので

うれしくて

跳んだり跳ねたりした

ことを思い出します

 

 

ここで話を終わりに

しようとしましたが

もう一つ思い出したことが

あります

 

 

「柏の葉っぱをとってこい」と

父がいうので

裏の坪庭から

2~3枚選んで採ってきて

 

 

「どうして葉っぱに

ご飯のせるの?」

と聞くと

 

 

御棚の上に登れない

小さい仏様

(子どもとか赤ちゃん)の

ご飯を備えるためだと

説明がありました

 

 

へえ~と、妙に納得し

盆棚の前に座り

しばし眺めたものです

 

 

さて、そのとき

母は何をしていたんだろう?

おそらく一生懸命

お盆の料理を

作っていたのだと思います

 

 

 百日草(ジニア)の話から

大変長くなって

しまいました

最後まで読んで頂き

ありがとうございました

 

 

2022/08/13

 

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