こんばんは
はらやまです
昨日は、大変良い日でした
長野市在住、88歳女性の方に
数え唄を教えて頂きました
わらべうたの〝一番初めは一宮〟
は、10番まで知っていました
ところが、20番まで
あるというのです
- 一番初めは一宮
- 二は 日光の東照宮
- 三は 佐倉の惣五様
- 四は また信濃の善光寺
- 五つは 出雲の大社
- 六つ 村々鎮守様
- 七~つ 成田の不動様
- 八~つ 八幡の八幡宮
- 九つ 高野の弘法さん
- 十は 東京二重橋
- 十一 いちごの花子さん
- 十二は にわかに雨がふる
- 十三 魚がつれたとき
- 十四は 信濃のひな祭り
- 十五は 御殿の八重桜
- 十六 ロシアの赤ん坊
- 十七 質屋のおもちつき
- 十八 八幡太郎さん
- 十九は 勲章ピカピカと
- 二十は 仁徳天皇さん
20番まで終わったところで
ご本人「はい、終わり~」と
とても明るい、笑
まるで子どもに返ったようでした
それにしても
こうして書き出してみると
感慨深いですね
〝十二は にわかに雨がふる〟は
表現が美しい
〝十六 ロシアの赤ん坊〟って
う~(今、戦争)
*
この歌詞を見て
「私の知っているのと違う」と
思う方もいらっしゃるでしょう
実は、わらべうたは
地方によって違うのです
一つの元唄が
全国各地(極たまに世界)に伝承し
その地域で変化するのが本来です
まりつきをしたり
お手玉をしながら
数え唄を唱えて元気に遊ぶ
昭和初期の子ども達の姿が浮かんできます
脳科学の先生が仰います
体を動かしながら
その動きに合った言葉を
発することは
〝脳全体をゆすり刺激を与えること〟
歌と遊びが一緒になっている
〝わらべうた〟が
子どもの育ちに貢献していた
ことが
この数え唄を想像することでも
わかってきます
2022/11/24