こんばんは
はらやまです
いよいよ寒くなってきましたね
今年は特別寒いような
気のせいでしょうか
歳のせいでしょうか・・・
巷ではインフルエンザが
流行していますが
皆さまいかがお過ごしですか?
今日は、古牧あけぼの幼稚園で
カリキュラム
〝わらべうたの時間〟を
行いました
年少組10:15~10:45
年中組10:50~11:20
年長組11:25~11:55
でした
【わらべうたの記録 2024.12.16 古牧】
- 【年少組】2日前に初雪が降ったので、〝ゆきこんこん あめこんこん〟のわらべうたをやることにした。やっぱり〝どん〟のところで大はしゃぎ。みんな笑っている。体中で喜びを表現していたのだ。年少児の発達にピッタリ合っていることを確認し私もすごく嬉しくなった。繰り返すうちに〝どん〟のところで転げておどける子どもが出てきてさらに遊戯室は盛り上がる。まさに『わらべうたは、音楽に包まれた空間のなかで、身体性を磨きながら、仲間関係を深めてゆける遊び』ということがここでしっかり確認できた。『集団遊びが盛り上がると、集団的興奮が起こり、子ども達の関係性が親密化してゆく』『わらべうたは共感力が学習できる遊び』という場面がたくさんあって、私のわらべうたの勉強に有意義な時間となった。遊び初めて、いつも無表情の男の子がずっと笑顔なのに気付いた。私まですごく幸せで癒やされていく。なぜだろう? 実は、その子は私の息子に似ている。現在は成人しているが、かれこれ30年くらい前に超未熟児という1000㌘以下の低体重で出産した。齢65を過ぎ、無意識に過去と重ね合わせ、その子が笑う姿に許され癒やされたのだ。そんなことってある?驚きと浄化されていくような不思議な気持。30年前のわが子と重ね合わせて見ていたのだ。笑っている ああ良かったと。(小さいお子さんを出産され心配されているお母さんにお伝えします。乳幼児の頃は、半年くらい発達が遅れていましたが、学童期になると他の子どもさんに追いついたのでご安心下さい。)
- 【年中組】課題のお手合わせも随分上達してきて、今日は〝きーりすちょん〟を初めて行った。かなりや組は初めてだった。やっぱりこの時期の年中児の発達に〝きーりすちょん〟はピッタリ合う。この遊びは役交替遊びに分類され、単に楽しいだけではなくリズム感と共に社会性であるルール感覚が学べる特徴を持っている。歌が終わったところで役を誰かに渡し、その後釜にはいる。役を渡された子どもは役を演じるという簡単なルールだ。かつての子ども達は、このような群れ遊び(集団遊び)で社会の規範意識につながるルール感覚を、学校教育以前に、主体的な子ども同士の遊びの中で身につけていた。今、それが衰退している現状がある。子ども達から絶えず笑い声があがっていた。
- 【年長組】この時期(12月)の年長組にとって30分間はあっという間。年少からわらべうたをやってきて、ほとんどの遊びを楽しくこなせるようになってきている。〝おちゃらかほい〟を初めてやった。敏捷性・とっさの判断力などを鍛えながら友達と楽しく遊べる。専門家によるとかなり前頭葉を活性化させるらしい。子どもが夢中になる遊びはちょっと難しいレベルのわらべうたがちょうど良い。最初「わからない~」といってた子ども達もみるみる上達した。わらべうたは、仲間意識・連帯感の育ちに貢献することが分っている。今、仲間意識・連帯感の希薄さが育成上の課題となっている。集団で声を一つにして歌い、身体を十分に動かしながら「たのしかった~」と歓びを分かち合い、顔を見合わせて気持ちよさを一緒に体験する。〝わらべうた〟は仲間意識・連帯感の育ちに貢献する。
2024/12/16